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辛名 類
2020年11月15日 20:13
着物は知り合いの方からのお下がりだったが、白地に赤い模様の鮮やかな晴れ着だった。髪の毛はおかっぱに大きな白い飾りを付けられた。初めての着物は窮屈だった。足袋も草履もいつもと違う履物に嫌々感がMAXだった。その格好で1キロ以上も商店街の続く道をお寺まで歩かねばならなかった。三歳の七五三は辛かった思い出として今でも覚えている。長い長い商店街のちょうど中央辺りに銀行があって、その辺りから頭に付け