安全衛生訓
命は1つしかない。手、目、足、失えば取り戻せない。
何が危険であるかがわかれば、すでに安全対策の大半は完了している。
知識がなければ見えない危険もたくさんある。(電気等)
1日8時間、1年に250日働いて、350年かかって1件の休業災害。
350人の現場では1年に1回休業災害発生。
ある危険にはそれに対応した安全策が必要。
皆が基本ルールを守れば、職場内の動きに変化が見られるはず。
安全管理で最も重要なのは、危険をみる目を養うことである。
われわれは、危険に対して鈍感である。 事故は一瞬にして起こる。
健康(衛生)に関しても同じ、じわじわ進行し、病状の悪化は一瞬に起こる。
痛い目にあえば痛いことに対する眼力がつく。
眼力が付けば、安全管理の80%は達成したことになる。(パレートの法則)
事故が起こった後は、慎重に臆病になることが大切。
播磨工場の過去10年間の安全成績の推移を見ると周期性がある。
事故の多くは、ちょっとした不安全状態・不安全行動から発生する。
ちょっとした気のゆるみが事故に結びつく。
ちょっと気を張って安全第一を意識すれば事故は防げる。
危険を見よう見ようと思うだけでは危険は見えない。
具体的に開口部はないかとあたりを見ますと開口部(=危険)がいとも簡単に見える。
病気になれば、健康のありがたさが分かる。病気になってからでは遅い。
安全とは何か。危険でない状態。
自分で安全について日頃から心がけていることを三点に絞り、心の中で言ってみること。
安全において基本ルールを守るということは簡単なようで、これが中々出来ない。
仕事のプロは安全第一で確実に仕事をする。
責任者で現場に出ると、いつも安全のことが気になる