歌詞
書き連ねられた文字の羅列が気持ち悪くて仕方がなかった。
断捨離をしようといろんなものを手にとっては捨てた。
これだけは早く捨てなきゃな、って思っているのに捨てられないものが2つある。
アコースティックギターと殴り書きの歌詞ノート
アコギに関しては売るなりあげるなりしようって考えてはハードケースの中に眠っている、眠らせている。もう夏も過ぎたのに冬眠中、季節が多分2、3回は巡ってるね。
歌詞ノートとか特に燃やすゴミに出したらあっという間なのになんだか捨てられない。
わたしはメモはあんまりしなくて、完成している歌詞しかノートに書かない。ちゃんと一曲まるまるあるのだ。
まあ久々に手に取ったし読んでみるか、とノートを開いて読んだけどあまりにも駄作でびっくりした。
気持ち悪い
どこにも発表できなかった歌の溜まり場はなんだか掃き溜めみたいで痰壺みたいで、ほんとに気持ち悪かった。
そんなことを思ってしまう自分も気持ち悪かった。
わたしから生み出したものなのになぜ愛せないのだろうね。
せめてでもわたしだけは愛してあげなければいけないのにね。
でも結局捨てられなくて引き出しの中に仕舞って、
多分愛せはしないのに諦めきれないんだろうね。
矛盾だらけの自分に虫唾が走る。
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