からっぽ

何もない私 Twitter→@karappo0514

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最近の記事

ずっと忘れないよ

昔に言われた言葉ほど残っている。 小学校の時、運動会で徒競走に出ることになった。私はもともと走るのがだいだいだいの苦手で、すっごく遅くて、50メートル10秒とかだったからあまり乗り気ではなかった。 でも、1人一回はでなきゃいけない種目だったから、嫌々参加した。 嫌々参加したものの、私は練習した。 学校の先生が授業で少し面倒みてくれたからだ。 私個人にというよりは、そういう、頑張ろうって言う雰囲気が全体であって、先生は、とにかく頑張るんだよって、苦手かもしれないけど精一杯や

    • 見つめる

      絶対悪はない この言葉は逃げなのかもしれない ほんとは、自分がやってしまったことに対して何も責任が負えないだけなのかもしれない 真っ直ぐ自分を見る 現実から目を背けずに真っ直ぐ見る その時に自分の中の悪が出てくる それをきちんと見つめて 自由は人を蔑ろにしていい免罪符ではない

      • 待つということ

        私は待っている 救いの言葉を待っている それは実は楽しいものではなくて 期待は少しあるけど、膨らまないように自分で抑圧する 期待しているその救いの言葉は、もしかしたら私をさらに追い詰めるかもしれない不安の方がつよくて 私はもしかしたら救ってくれるあなたの敵かもしれない そうなってしまうのが怖い 待っているこの時間が長ければ長いほど恐怖は大きくなっていく

        • 偶像

          ほんとは希望なんてなくて あるのは現実だけで ちょっとでもいいことがあれば良いのだけど 嫌なことも確実にあって そんな時に希望ばかり探してしまって、やっぱり見つからない 暗いことばかりに目を向けるのをやめない限りみつからない そこにいることをやめること 落ちているんじゃないから、自分で作るしかない

          よごれる

          どこかで自分がこうなったのは自分のせいじゃないと思っている あなたのせい あいつのせい あんなことがあったから こんなにも汚れちゃった自分が許せない 私は私の何が大切だったんだろう それもわからなくなる

          戻りたい

          自分の人生完璧だと自分では言えない あの時の自分は間違っていたとか、間違えてしまったって思うことがある それをしてしまったら元には戻れないのだと 時間が経てば、もう一度戻ることは出来るだろうか 今までの生き方を否定しないことなんか出来るのだろうか それが出来ている人間がいるのだろうか  これは詩というより問いかけ

          身勝手

          あなたを傷つけた人間はすぐに忘れて 忘れることができないなら、やり返したいと思ってしまっても良い 許さなくていい あなたが傷つけた人間は決して忘れるな あなたを許せない人間もいるはず すべてをわかり合うのは無理だから、せめて触れ合わないようにしたい 一度分かり合えた人、分かり合えたように思えた人に近づきすぎないようにするのが難しい だから傷つく だから傷つく人間傷つける人間が生まれる

          頭の中の宝物

          過去はどうしても綺麗に見えてしまう だから昔のことをずっとずっと想ってしまう 過去には何もないのに、自分の頭の中にしかないのに それでも綺麗だから。やっぱり宝物だから。 ずっと側に置いていたくなるの 捨てなくていいから どうかそのままで 縋り付かずに先に行きたい 行こうよ

          頭の中の宝物

          何もしなかったあの人へ

          お元気ですか 今は何をしていますか 私を覚えていますか とてもとても寂しいのはもっとあなたと話が出来たんじゃないかって思うから もっと、もっと けれど、もっとを、押し付けなかったから今があるのかな 押し付けてダメになった人ではないから 今からでも間に合わないかな 気をつけながら近くはなれないかな

          何もしなかったあの人へ

          想い

          誰かが好きだ 誰かと仲良くなりたい そう思うことはとっても素敵なこと けど、その想いは扱いを間違えたら狂気になってしまう 辛い、怖い、悲しい どうしても抑えることが出来ない 報われなかった時に、それは暴力になって現れる

          贖罪

          一度加害者になったら救われることはないかもしれない あなたが傷つけてしまった相手にできることはその罪を背負っていくこと 一度やってしまったことが帳消しになることはない 何かで塗り替えできないことはある それが人生の味になるなんて考えてしまってはダメだよ 周りが許してもせめてあなただけはその罪を覚えておくこと せめてもの贖罪

          おちないで

          自分が相手を傷つけてしまうのがたまらなく怖い 自分が誰かに傷つけられてしまうのがたまらなく怖い 自分のことばかり考えてしまうのはどうしたって仕方ないこと 全てが完璧でなくて良いから ダメなところがあっていいから 少しずつ進むでいいから 早くそこから抜け出そう 待ってる人はきっといるから

          おちないで

          壊れる

          あなたはひとりだ きっといつになってもひとりなことに変わりはない でもひとりじゃない瞬間が一瞬だけでも訪れるはずだ きっと誰にでも ほんの少しでもきっと交わる瞬間があるはずだ その瞬間を求めすぎてはいけない 求めすぎたとたんにすべてが偽物に見えてしまう その瞬間を疑わない その瞬間を壊さない あなただけがひとりなわけじゃない

          「皆おなじだよ」 この言葉は時に私を救ってくれるし時には私を壊す 誰にも言えない悩みがあってそれを癒してくれるのは人間じゃない 私が何を好きかどんどん言えなくなっていく 私が何を嫌いかどんどん言えなくなっていく 私を決めつけるその目が怖くて今日も私は黙る どこかであなたの言う通りだと思う私がいる 今日も私は1人で私と話す

          誰かをゆるすのは自分がゆるされたいから

          やってしまったあとに、私が嫌いなあいつと同じことをしていることに気づく そんな自分が嫌な反面 そんなになるまで自分を追い込んだあいつらをゆるさないという被害妄想 被害妄想といいつつも私が悪くないことを切に願っている 皆んなが悪者にするあれに私がなっているからせめて私は誰も悪者にしたくないと思う そんな想いも、いざ自分の理性がなくなってしまえばふっとんでしまう 理性がすべてなくなっているわけでないからそれも自分を責める材料になる 絶対悪はないけれど、私を傷つけたあい

          誰かをゆるすのは自分がゆるされたいから

          何もないくせに

          自分は素敵だと思うのにどこか確信が持てないのは何もないから 私はいつも救われる側で救う側にはなれない 私が処女であることをバカにした人間が私のことを何もないと言っていた 何もないと自覚してるくせに否定されると反抗する 私の今までの人生はそんな風に言われなきゃいけないのが堪らなく悔しい 自分の考えや悩みがちっぽけだと皆が感じることだと言う人がいる そんなちっぽけなことに悩んでいる自分にまた自己嫌悪する 考えばかり達者で他に勉強しないから何もない

          何もないくせに