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ビジホ「訳あり」プランに泊まってみた


きっかけ

先日、1月6日(月曜日)チェックインにて「訳あり」プランで泊まってみた。

上は12月27日のつぶやきである。
要するに正月明けは安くなるねって話だが、実は虎視眈々と狙っていたのです。

「訳あり」プラン

そんな中、何と「訳あり」プランなるものを見つける。
訳あり」…… 、何とも妖しい響きである。

でもさ、工事時間は日中だし、そもそも工事期間はとっくに終わっているのだが👷

なお、”工事期間は前後する可能性”とあるが、船橋にはしょっちゅう行っており、とっくに終わっている事はわかりきっていた事だ。

シングル、ダブル、ツイン、デラックスツインのいずれかになる訳だ🎯

これさ、値段自体はシングルより安いんだよね。
一人で泊まる場合はお得だと思うのだが🤔

訳あり」なので、通常プランの7400円よりさらに安い

てことで、1/6(月)で予約。
6900円、1/18(土)と比べると3分の1の価格である。

ビジホって土曜日は高いよね。

担々麺

チェックイン当日。お正月明けとはいえ、船橋の街は驚くほど賑やかだ。
駅前には買い物袋を抱えた家族連れや仕事中の移動で早歩きするサラリーマン、それぞれの活気が混在している。

未だ1時間ほどある。
とりあえず腹ごしらえとして、デパ地下にある行きつけの四川料理店へと足を運ぶ。
人気店なので普段は混んでいるのだが、ちょうど昼時が終わり比較的空いていた。
俗にいうアイドルタイムってやつだ。

体を温めたいという事もあり「担々麺」を注文。

担々麺

烈火の如く真っ赤なスープの上には、ひき肉とラー油が輝いており、さらに漂うスパイスの香りが鼻をくすぐる。

麺を引き上げ、夢中で食べ始める。
口の中に広がる濃厚なゴマの香り、中にはシャキシャキとした歯ごたえのあるチンゲン菜がどっさり埋もれており、スープの濃厚さを中和し、口の中に絶妙な変化をもたらす。
食べ進めるうちに額から汗が滲み、身体中が温かさで満たされていく。

食べ終わった頃には至福感で、ビジホのことはもうどうでも良くなっていた。
が、予約したからには泊まらんといかん。当日キャンセル料は100%だし。

チェックイン

ビジホに向かう。
ホテルの入り口、というかロビーに行くためのエレベーターの間には「しめ飾り」があった。

しめ飾り

その一つひとつの飾りには、厄を払い、新たな一年の平穏を願う思いが込められているのだろう。こういうのを見ると、何故かホッとする。
地域にもよるが、1月の半ばぐらいまで飾るところもあるらしい🎍

アメニティ

ロビーに入ると、何やら色とりどりのアイテムが並んでいるコーナーが目に入る。基本「アメニティ」は部屋になくここから取っていくらしい。

透明な小袋に入った歯ブラシ、髭剃り、ヘアブラシ。入浴剤とかも種類が豊富。
こういうのを自由に選択できるのも宿泊の楽しみの一つだ。

インスタントスティックのお茶もある。
なお、撮り忘れたが近くにコーヒーマシンもあった。もちろん無料だ☕️

「訳あり」プラン

格安であることに惹かれ、ついついポチった「訳あり」プラン。

いざ、蓋を開けてみれば、何とびっくり部屋は「ダブル」。
通常のシングルより安いのにも関わらずである。

ダブルベット

しっかりと広々としたダブルベッドが堂々と鎮座しているではないか。
言うまでもなく、シングルベッドよりも遥かに快適そうである。

たまには運命に身を任せるのも悪くない✨

広くて綺麗なバスルーム

バスタブは足を伸ばして入れそうなサイズで、深さもほどよい。

「ダブル」だけあってバスタオルも2人分。

ビジホのバスルームには期待していなかった分、これは嬉しいぞ。

清潔感のあるトイレ

トイレががピカピカと光を反射している

段差がない!

通常のビジホにはバスルームの出入り口には結構な段差がある。
が、しかしこのホテルには段差がほぼないようだ。

夜中のトイレの時って寝ぼけていて、つまづきやすそうなものだが、これなら安心である。

見るからに快適そう

落ち着いた色合いのインテリア。
まあ、特別広いわけではないが、その分、配置が効率的で無駄がない。

窓際にはゆったりとした椅子と小さなテーブルが置かれていて、まるで”ここでコーヒーでもどうぞ”と誘われているようだ。

広々としたデスク

デスクワークもバッチリですね。

ダブル」部屋なので2本

デスクの上に置かれたペットボトル。
よくある500mlサイズのミネラルウォーター、一人なのに2本。
えっ!?なにこの至れり尽せり。

普段の行いが良いからであろう。
うん、きっとそうだ。

モニターがでかい

でかいな…」と思わず呟いてしまうほどのサイズ感だ。
VOD(有料)で、ちょっとした映画館のようにもなる。

なんかスタイリッシュ

デスク下の扉には電気ケトルや冷蔵庫

15インチのMacBook Airも余裕で置ける

自分の家ではない、かと言ってカフェのように周りに人がいる訳でもない。
この環境では驚くほど集中して進む。

ちょっと狭いが気晴らしに。夜景が綺麗。

静寂の中、タイピング音だけが心地よく響き、あっという間にタスクが片付く。

バラ咲き誇る

さて、お待ちかねのお風呂タイムだ。

バラ咲き誇る

アメニティコーナーから持ってきたバスパウダー。
いくつか合ったが「バラ咲き誇る」にした、非日常感を演出してくれそうだ🌹

広いけどお湯が結構早く溜まった。

湯船に浸かると、お湯が肌にまとわりつき、微かに香る甘やかなバラの香りがただよってくる。

ウォッシュタオル

いや〜、いい湯でした🛀
普段、家ではシャワーのみなので、こう言うのはありがたい。

YEBISUと海老天

近場のスーパーで購入しておいた天丼。
特に海老がでかい。サクサクとした衣とタレが絶妙に絡み合いである🍤

夜景を眺めながらビールを飲み、天丼をかき込む。
この繰り返し、堪りません😋

眠れない夜

ベッドは一人で寝るには広すぎるくらいのダブルサイズで、マットレスは体を包み込み適度な柔らかさ。
さらに、掛け布団もふんわり感がたっぷりで寝心地は良い。

これなら、ぐっすり眠れる

と思ったのだが、全然眠れなかった …… 
繰り返しになるが、ベッドは大の字になれるぐらいに広い。
しかも足の方には迫力のあるモニター。

贅沢な空間の快適さが逆に目を冴えさせてしまう。


これが、東横インのベットだと良く眠れるのだが ……

普段はワーキングスペースも兼ねて「東横イン」 をちょくちょく利用している。
こう書くとデイユース(日帰りプラン)を想像する人も多いが、普通の宿泊プランとして泊まっている。

帰りとか気にしないで集中できるし、朝食ビュッフェも無料だし🍳☕


朝のコーヒー

気づけば夜が明けていた。

ブラックコーヒーである

湯気の立つカップから漂うコーヒーの香り。
だがしかし、目はあまり覚めなかった。

なるほど、確かにある意味「訳あり」プランであった。

著書

辛島信芳の著書
IT技術などに興味のある方は、是非ご覧になってください。

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