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【検索AI】Gensparkを使ってみた


主旨

●Genspark
GoogleやYahooなどの検索エンジンを利用する事が多いと思います。

1.キーワードを入力
2.結果一覧が表示される
3.良さげなリンクを開く
4.コンテンンツ内より情報を探す
5.見つかった場合はメモをする
6.「3」から「5」を繰り返す
7.メモした情報を自分なりに纏めたりする

このような流れになるかと思いますが、時間と労力が掛かります

そこで、今回は『Genspark』という検索AIを紹介したいと思います。

 Genspark( https://www.genspark.ai )

これを使うと「1.」以外。
つまり「2.」から「7.」をAIがやってくれる🤖

・生成AI(ChatGPTなど)
基本、学習データに基づいて生成をする。
※ ブラウジングなどの拡張機能もあり

・検索AI(Gensparkなど)
リアルタイムで検索しながら、AIが色々と作業してくれる。

Gensparkは現時点では「ベータ版」となっています。
今のところ無料で使えますが、「正式版」になった場合、もしかしたら有料になる可能性もあります。

●Sparkpage
また、Sparkpageという記事生成機能もあります。
AIが検索しながら記事を書いてくれる。これが、とにかく衝撃的。

https://www.genspark.ai/spark?id=192b62bf-7086-464f-beda-087c576b860a

「 iOSプラットフォームでのカメラアプリ開発ガイド 」
↑ 生成したSparkpage。取り敢えずそのまま(編集はしてません)

サインアップ

登録せずに使うことも出来ますが、結果表示などかなり限定的でした。
まずは登録しちゃいましょう。
※ Googleアカウントでする場合の例です

Gensparkhttps://www.genspark.ai )にアクセス。

Googleでサインアップ
Google」を選択
アカウントを選択
次へ」押下

Safariだからかレイアウトが崩れている気がする🧭️

検索する

「量子力学」で検索

量子力学」で検索

図表とかも表示される

スクロールすると色々出てくる

ファクトチェック

「ファクトチェック」押下でこのように出ます。

【1】情報源のリンク
【2】他にもファクトチェックをしたい場合は、入力
【3】質問など出来る

Sparkpage

Sparkpageを見る

SparkpageとはGensparkが生成した記事ページの事です。

今回は「量子力学の基礎」の方をクリック

●Sparkpageを見る

ネコちゃんの箇所、きちんとスライドショーになってます🐈

こんな感じで記事が表示されます。
【1】「コピーの作成」が出来る
【2】AIに色々と質問が出来る

12ソースから」をクリック

情報源のリンクが出てきます

各見出しの横の数字をクリックで、内容の情報源が表示されます。

コピーの作成

「コピーの作成」をクリック

コピーされ、自分用のSparkpageとして編集などが出来るようになります。

●公開/非公開の選択も可能
公開」はその名の通りリンクを教えれば誰でもアクセス閲覧が可。
非公開」は自分だけの資料用として使えそうですね。

記事を編集する

自分用のSparkpageは編集する事が出来ます📝

編集での追加」を追記。
太文字などにも出来る。

見出し画像追加など。
この辺りは note と似てますね📝

プロンプト

プロンプトを入力入力して、AIと対話が出来ます。

例えば”箇所書きが多いので、各箇所に簡単な説明文も入れてください。”と入力。

「追加」押下で記事に追加される。

Sparkpageを生成

先ほどは「前からあるSparkpageを閲覧 → コピー作成 → 編集」と言った感じでしたが、今回は自分でSparkpageを生成してみましょう。

トップページ右上の「Sparkpageを生成」をクリック

ページのテーマを入力欄に”AIと人間の未来”と入力。

記事の生成が開始されます。少し時間が掛かる🕰️

このように検索しながら記事が書かれていきます。

だだ「Sparkpageを生成」から作った記事ってそのままでは色々と微妙なんですよね。
Genspark自体、現時点ではベータ版というのもあるでしょうけど。

プログラミング関連

検索

プログラミング関連の検索もしてみましょう。
”iOSでカメラアプリを開発”と入力

こんな感じでAIが検索して、さらにドキュメント表示してくれる📄

もちろん「ファクトチェック」ボタンもある🔍

Sparkpage

結果一覧の下の方にいくとリンクとかあるが、クリックすると生成ページに遷移して、記事を書き始めるんですよね(これも少し時間が掛かる🕰️)。

1.結果一覧に、最初からあるSparkpage(誰かが作ったもの?)
2.トップメニューより「Sparkpageを生成」をクリックして作られるもの
3.結果一覧から、Sparkpageが生成されるもの

少なくともこの3パターンがあった。
そして、何故か「2.」より「3.」の方が、よく作り込まれるような気もする。

iOSプラットフォームでのカメラアプリ開発ガイド( https://www.genspark.ai/spark?id=192b62bf-7086-464f-beda-087c576b860a )

上記は「3.」により生成された、本日出来立てのほやほやの記事である📝
ちなみに、私は一切編集とかしていない。

AIデータの保持

メニューから「設定」を選択。

AIデータ保持」のオン/オフの設定が出来る。

説明がイマイチよく分からん。
学習データに取り込まれたくない場合の設定なのだろうか🤔

注意点

検索AIの場合、実際にWebコンテンツを検索しているので、生成AIによくある「ハルシネーション(不正確)の懸念」や「ファクトチェック(事実確認)の手間」が、軽減されるでしょう。
もちろん完璧とは言い切れないので、ある程度の作業は必要ですが、かなり軽減されると思います。

とは言え、懸念点もあります。
いくら「AIが書きました」と言っても、あまりに類似していた場合、著作権侵害になる場合もあるでしょう。

genspark.ai のドメイン配下であれば、これはGensparkのSparkpageだなと分かるので良いかも知れませんが、問題は自分のWebサイトやブログで、生成された記事を使う場合です。

1.剽窃チェッカー(よく言うパクリチェッカー)等のツールで確認する
2.画像は引用元を明記。もしくは自分で用意して差し替える
3.オリジナルになるようリライトする

などの対策をした方が良いと思います。

SEO対策からAI対策にシフトする時代

Webコンテンツ作成にはSEO対策が考慮されますが、これからはAI対策も必要かと思います。

今まで:検索エンジンを意識する(SEO対策)
今後は:AIから選出されるも意識する(AI対策)

検索AIはGenspark以外もありますし今後も増えることが予想されます。
生成AIの方もChatGPT等の「ブラウジング機能」があり、それも併せ対策が必要となってくるでしょう。

AIを使うと時短に繋がるので、検索エンジンを使う人が減り検索AIが主流になるかも知れません。
となると、SEO対策が廃れAI対策が主流になる時代も近いのかも知れません🤖

著書

辛島信芳の著書
IT技術などに興味のある方は、是非ご覧になってください。

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