終焉【詩】
いつかはこの星は終わりを迎える
いずれは君と離れねばならない日がやってくる
その「別れの日」というのは突然訪れるものである
君と出会ったのはいつだった?
君と僕すごく気が合って
色んな話してるうちに
君は苦い秘密を教えてくれた
ねぇ
この手もこの声も
もう君には届かないの
最後に1度だけ答えて
“僕のこと好きだった?”
--実はね、私 病気持ちなんだ。
--余命も残り少なくて・・・
--明日、手術するから。
“ごめんね”
そう言って君は旅立つ
孤独感に苛まれ 空っぽの僕に
君からの最期の言葉は
“空から見守ってるから”
ねぇ
この手もこの声も
もう君には届かないけど
最後に1度だけ言わせて
“何処に居ようが君が好きだ”
いつかはこの地球は終わりを迎える
1人の人間の生涯も終わりを告げる
でも君は僕の心の中で永遠に・・・
2013.9.20
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