雌しべが背中にピッタリ!
この1週間で2度ほどミツバチに遭遇しました。
すっかり花は少なくなってきた時期ですが、というよりも、少ないからこそ、意外な場所で出会うのかもしれません。
畑の小さな花をめがけてやってきた子。
かなりはっきりと羽音が聞こえて、その音の先を追いかけると、いました!
少しでも蜜を集めたいのでしょうか、花がないと分かるとあっという間にどこかへ消えていきました。
お次は町中に街路樹として植えられているローズマリーの茂みにて。
めしべのカーブがミツバチの背中にぴったり!
蜜も花粉も分けてあげるけど、背中につけた花粉は運んでね~!とローズマリーの声が聞こえてきそうです。
ミツバチの足についた花粉はうっすらと青みがかったような色でした。
始終、動いているのでなかなかシャッターチャンスは訪れないので、残念なのですが。
このローズマリーは人気らしく、何びきかミツバチが来ていて、ぶんぶんと、それは賑やかでした。この通りはほのかに…風にのってローズマリーの香りが漂ってくるお気に入りスポットです。
最近、幼児教育で虫とのつき合い方を考えている方ともお話ししていたのですが、子どもたちに虫に触れ合ってほしいと思った時にわりとネックになるのがハチなのだそうです。
確かにスズメバチに刺されたら大変ですし、用心は必要です。
でもハチというとすぐに「駆除」「逃げろ」となってしまうのも、なんだかちょっと寂しいところ。
働き者のミツバチをはじめ、さまざまなハナバチたちの生き方がもうちょっと知られていくといいのにな、と思う今日この頃です。