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コントのような日常⑩〜三者三様怪我図鑑〜

 これは、父、母、私の怪我の記録である。ほんのちょっとしたスキや油断から怪我は発生するので充分気をつけて生活を送ろうと思う。
(痛い表現もあるので苦手な方は読み飛ばしてください。)

Case1「父、顎を切る」
 父が、幼少期の頃。
祖母に連れられ学校に自転車の練習にやってきた時のこと。やっと慣れてこげるようになった際に、自転車に乗ったままコケてハンドルの一部があごにあたり顎が切れた。わりと血がでたそうなのだが、タオルで押さえたりして絆創膏で止めてそのうち治ったとのこと。(病院にいかずに、直したためその後顎下がちょっとモコッと盛り上がるような形の傷が残ることに。)

そこから時が経ちー、父50代の時自転車で走行中に道路脇の縁石を上がりきれずコケて、全く同じ顎下を地面にぶつけ切るという事態が発生する。

父も思いのほか、血が出ていて驚きなかなか血が止まらないため今回は、母に電話をして出先まで迎えに来てもらい病院へ、結果数針縫うことに。。

怪我の功名といっていいのか…。
数十年越しにきちんと病院で治療することで、顎下のモコッと盛り上がっていた傷跡がすっかり綺麗に治った。これには家族一堂逆に良かったね!?というよく分からない状況が発生することになる。

Case2「母、舌をきる」
 母が幼稚園?小学校低学年の時。
近所の子達と公園で鬼ごっこをしている時に、ジャングルジムのてっぺんに乗っていた母は、近づいて来た鬼から逃れるために、ジャングルジムから「きゃー。(鬼が来たー的な声を出しながら)」飛んだところ。舌を出したまま高いところから着地したため、歯を閉じた時に舌を噛む。
 舌から出血し、一緒にいた友達が祖母を呼びに行き、祖母は慌てて自転車に母を乗せ病院へ緊急で舌を縫い合わせる手術が行われたそうな。
先生曰く、後もう少し噛み切っていたら生命の危機だったとのこと。
この話を聞いて、ゾッとした(^_^;)一歩間違えていたら私は生まれることがなかったんだと言うことに。

Case3「私、おでこをきる」
 私、5歳の時。
妹(2歳)と鬼ごっこをしていた。私がソファの背のヘリに立って壁のヘリにつかまりながら逃げていたところ、手を滑らしソファの上を転がりローテーブルに思い切りおでこをゴンっ!
泣き叫ぶ妹の声を聞きつけ母と伯父が来たところ、血まみれの中にないている私がいたとのこと。
大慌てで、タオルで傷口を押さえ病院へ行くことに。このとき、「〇〇先生助けてぇ。死にたくないよぉ。」と当時の幼稚園の先生の名前を連呼していた。
 私もその時の記憶がある。
病院で治療台に乗せられて、部分麻酔だったため小さい私は両手両足をバタバタさせていて、先生が手と足手分けして押さえましょう。と、私から見た目線で会社から駆けつけた父、母、伯父、看護師さんに抑えられているところを私が見ている。
「バタバタして、綺麗に傷口抜けないと後が残るよ。女の子なんだから残ったら嫌でしょう?」と看護師さんに、怒られながら縫われるという情景。

しばらく、頭にネットを付けて生活することに。結果は7針縫う怪我であった。

こんな感じで、父、母、私と幼少期に各箇所をきる事故を起こしており、唯一妹だけは元気に縫うような怪我などなく過ごしていたのだけれど。。

ーーーそれは、妹が社会人なりたての時に起こる。
母が電話で知らせを受けることとなる。
「ちょっと、妹が車に轢かれたって。。」と言う母。「え?誰から電話?来たの?」と聞くと、妹本人から電話があったと。

ん?本人から、本人が車に轢かれたって?じゃあ、とりあえず元気なの?妹は奇跡的に、擦り傷ですんだという。縫うような怪我がなくて何より。。

そんな形で我が家の怪我三者三様+1。
うっかり怪我にはこれからも注意したいと思っている。

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唐笠イズ
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