思い返すと…

　昨年、郵便物の価格が改定され、６３円から８５円へ代わってことでいよいよ我が家も年賀状じまいすることを決めた。
　幸いにも年賀状を送る人たちは、ほとんどがLINEなどでやりとりができる友人ばかり…。
そのため、新年早々友人たちにLINEを送るという流れとなった。（とくに今年は、夫のインフルエンザによる予期せぬ事態となり、帰省も無くなったため。時間も沢山あった（笑））

　ここ数年は、コロナの影響もあって会う機会が減っていた友人達、毎年のように今年は会えるといいねぇ。とお互い年賀状に書いているけれど、なんだかんだ声をかけないと会うことなくまた１年を終える。そんな年か続いていた。

　今年は、せっかくなので会える時に会おう！を掲げ年末には５年ぶりに短大時代の友人グループに会うこととなり、生活は少しずつ変化もあったものの何年経とうと会えば学生時代と変わらぬみんながいて少し懐かしくも感じたし安心もした。

　年明けのLINEにて、唯一の中学時代の友人に新年の挨拶をした。すると、今年は会えるといいね。と、これは折角なので近日中に会おうと先日会うこととなった。

　中学から転校してきた彼女とは、１年、3年と同じクラスになり、またお家がとても近いことから下校時に良く一緒に帰っていた。
　高校からは、別の学校になってしまったがその後も定期的に会ってはおり、私の結婚式には友人代表としてスピーチをお願いしたこともある。
　結婚してからなかなか合わなくなってしまい、年賀状でのやり取りに。

　久々に会うので、様子が変わっていたらどうしようかなぁと思いドキドキしていたが、会えばなんてことはなく変わらずあの時のまま大人になった彼女であった。

　毎年、年賀状で会おうとなるけど、ここは声をかけなければ会わんな。と思って、思い切って予定を決めたことを伝えると、彼女は私の生活の変化に気を使っていたようで、子供がいるお家は中々遊ぼうと誘いづらいと教えてくれた。
　そうか、気を使ってくれていたことに申し訳ないと思いつつ、改めて声をかけて予定を合わせて良かったなと思った。

　いつぶりかを話していると、実は子供が生まれる前あたりから会っていないようだった。てことは、１０年ぶり？そんなに会ってなかったのかと驚いた。私の記憶では、娘が生まれてから小さい時に会っている気でいたからだ。

　こちらの近況を伝え、彼女の近況を教えてもらう。彼女は、友人にヨガに誘われてからヨガにハマったそうだ。話を更に聞いていくと、ヨガにハマってヨガのインストラクターの資格まで取得したとのこと。好きが講じて資格まで取得できるなんてすごいなぁと尊敬してしまう。

　そして、次に彼女から出てきた言葉は「鶴太郎さんを目指してるから（笑）」彼女のユーモアセンスが大好きだ。この発言にはめちゃくちゃ笑ってしまった。目指すとこそこかい！って、突っ込んでしまった。そこまでストイック？と聞いたら彼女は笑っていたけれど（笑）
　続けて、彼女は「もし今後ヨガに力を入れたら、（鶴太郎さんを、目指したら…）生活リズムが合わなくなるかもしれないから今のうちに会える時にあっておこう（笑）」（鶴太郎さん、17時に就寝し、23時とかに起床されるそうな）「確かに、そうなる前に会わないとね」と私は彼女に笑いながら話をした。とにかく彼女とは久々にあってもなんか波長が会うし、ユーモアが好きだし、少なくとも私は１０年の時が一気に縮んだ気がした。

　やっぱり、今年は会えるといいね！で終わらせるのではなく、自分から行動を起こして会える機会を作ることが大事だなと思った。

さて、そんな彼女とは早速次回一緒に芝居を観に行く約束をした。今から楽しみである。

みなさんも、会えたらいいねと話して会う機会がなかなかない友はいますか？