Tomo

心理カウンセラー。Somatic Experiencing®プラクティショナー。 こころとからだのつながりに注目してカウンセリングをしています。 @浜松市。オンラインでもしています。 カウンセリングスペースNatura https://cs-natura.com

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最近の記事

『コンシャス・ユー』出版記念講演会

来春『コンシャス・ユー』が出版される。翻訳者のお一人のSNSの告知を見て、著者ナーディアさんと、翻訳のお三人の講演会に参加することにした。 ナーディアさんの「コンフォートゾーンを出ないと何も学ぶことはできない。」は、一瞬「聞き間違い?」かと思った。 説明を聞いているうちに納得したけれど、ふだん“安全、安心”の土台作りを大事にしている私としては、ちょっと意表を突かれた。 あとでナーディアさんに感想として伝えたら、カウンセリングに来る人には安全は大事なことですね、と言ってくれた

    • イールドワーク基礎コース、パート3

      先週末3日間、イールドワーク基礎コース(3回連続)のパート3に参加。 今回のトレーニングを修了すると、イールドワーク3シリーズ(3回で1クール)を提供できるということもあって、それぞれの回で受け手(クライエント)の体の向きはどこから始めるか、3回目はクロージングでもあるので、一貫したつながりを優先して終えるなど、実際に提供する際のポイントも伝授。 今回のテーマの一つは「張力(ハリ)」。 イールド(接地面に委ねる動き)が進んでくると、少しずつ身体が緩んで沈んでいき、時には寝落ち

      • イールドワーク基礎コース、パート2

        ゴールデンウィークの最後、イールドワーク基礎コース(3回連続)のパート2に参加しました。 今回はパート1の、空間を共有しての共鳴に加えて、隔膜、関節、そして身体を2本の柱と見立てた時の中心線への働きかけを通じて、イールドを探求。 プラクティショナー自身がいい状態でいられるように、位置や立ち方を見つけることが大事。なので、それを丁寧に行うことから始めました。 「なんとなくいい感じ」で終わらせず、いくつかいい位置があったら、どこだとどんなふうなのかを、プラクティショナー自身がより

        • イールドワーク、トレーニング1

          11月に1日体験ワークショップに参加して「これはもっと探究したい」とそそられたので、基礎コースを受けることに。 今回はそのPart1、3日間。 参加者は3人一組になり、プラクティショナー、受け手(いわゆるクライエント)、オブザーバーを代わる代わる担当します。 受け手は、ベッドに横になり、プラクティショナーは、受け手の身体が起こしたい変化を引き出すのにほどよい位置をみつけて立ち、時にはとてもマイルドなタッチを加えることもあります。 プラクティショナーが言葉をかけるのは、受け手自

          表現してわかるものがある

          年の瀬。表現ワークショップに参加した時のことを書いておくことにします。 そのワークショップの案内を受けとったのは、ちょうど考えないといけないことが次々とあって、頭の中も気分もワサワサしている中で日々を過ごしていた時。 落ち着くこと、そして自分の想いや向かう先をキャッチしたいという気持ちから参加を決めました。 まず、「今の自分の感じ」を色画用紙とクレパスで表現。出来上がった作品は、自分の内側がぎゅうぎゅうになっているように見えました。 次は、水彩絵の具でぬらし絵。何かを表

          表現してわかるものがある

          ほどよい間合い

          イールドワークの体験ワークショップに参加しました。 イールドワークはロルファーの田畑浩良さんが開発した方法で、 ワークショップの田畑さんの説明によると、 イールドは、発達段階で最初にあらわれてくる動き。 例えば、赤ちゃんが抱っこされている時に抱っこしている人の腕など接触している面に、能動的にあらわれてくる動き。 クライエント役のプロセスを進めるのにほどよい、プラクティショナー役とクライエント役の位置関係をみつけることから始まります。 位置を決める際に、クライエント役の感じも

          ほどよい間合い

          選択

          どっちにしようか、どうしようか、選ぶのを迷ったり、決めきれないことってありませんか? 大きな決断なら、なおさら。 先日、一度すると決めて、断って、再度することに決めました。 断ることにしたのは、違和感を感じたから。 ふだんから、ちょっとした感覚も大事にしているから、スルーしたくはなかった。 断った後は、確かに気分が落ちつきました。 けれど今回はそれでは終わらなかったのです。 断ったことで、自分の取りがちな行動も見えてきました。 自分のやり方を大事にするあまり、新しいことを取

          あなたのお助けリストは?

          夏の終わり、ちょっと体調を崩していました。 こういうときに、自分が本当に大事にしていることがはっきりします。 絶不調のときには、食事もそこそこにひたすら寝ました。 いつもは身体の不調を感じると、SE™(Somatic Experiencing®)でやっているように、「いい感じのところはどこだろう?」と身体をサーチするのですが、その余裕すらなし。 体調が少し上向きになってきたときに、ようやく身体に注意を向けて 「具合が悪いところは何を言ってるんだろう?」 そう投げかけながら

          あなたのお助けリストは?

          言葉に助けられる

          私がカウンセリングで使っているSE™(Somatic Experiencing®)では、身体の感じを手がかりにして進めていきますが、そのとっかかりは、身体の感じとは限りません。言葉だったり、イメージだったり様々です。 先日、友人と話していた時に、彼女が使った「ゆるす」という言葉。 がっかりしたり、イラっと来たり、どんな感情が起こってきても「ゆるす」。 そんな話をしたことも、日々の生活に取りまぎれていたある日、 ふっと「ゆるす」という言葉を思い出したら、溜飲が下がりました。

          言葉に助けられる

          「やりたい」を拾ってみると‥

          久しぶりのnoteです。 この間に劇団の公演があって、そのあとイレギュラーな仕事があって、 その波も落ち着きました。 この辺りで、現状とこれからどう進んでいくかを確認しておこう、 パッと見てわかる形にしたい。 ということで、まず思いつくままに付箋に書いていきました。 しないといけないこと、当面やりたいこと、すぐには実現しそうにないけどやってみたいこと。 それを、似たようなもの同士集めて貼って、その周りをふさわしい色で囲みました。 日々のルーティーンに取り入れ始めたものも入

          「やりたい」を拾ってみると‥

          居場所ってどこにあるの?

          劇団の公演まで1か月を切りました。 今回の演目のテーマは「居場所」です。 役者のセリフが耳に残り、居場所について思い巡らしています。 居場所、というと、まず思うのは、集団の中での自分。 今まで身を置いた場所を思い起こした時、それぞれの居場所の感じもまた、いろいろではないでしょうか。 そして、何がどう違うのでしょうか。 かつて自分のためにSE™(Somatic Experiencing®)のセッションを受けていた時のことです。 何かからっぽな感じがしました。 そのからっぽの

          居場所ってどこにあるの?

          ジャーナリングの使い方

          ジャーナリングを、頭の中に浮かんだことを実況中継のように書いていくことだと思っています。 時間を決めてひたすら書くというやり方もありますが、私はひと段落するまで書くことにしています。 一時期、朝のジャーナリングを日課にしていました。 ですが、書いているうちに、言葉にするより感覚を味わいたいと思うようになって、日課にはしなくなりました。 一つは、なんだかモヤモヤする時にジャーナリングをします。 そういう時は、そんなことに影響されたりしない」とか 「もう済んだことだから」と思

          ジャーナリングの使い方

          からだの声をきく

          4月は体調管理にちょっと苦労しました。 体調が悪い時、といっても色々ですが、みなさんはどうされますか? 私は、「何とかしよう」としがちです。 経験から、これがよいというサプリをとったり、からだの手当てをしたり。 今回は、それでは追いつかないようでした。 Somatic Experiencing®では、"stay with it" という言い方をします。 "it" は文脈によって変わりますが、「その状態」とでも言えばよいでしょうか。 からだの面から言うと、「からだの声をきく」

          からだの声をきく

          からだをととのえる

          あたたかくなって、からだも気分的にも動きやすくなってきました。 からだの様子に目を向けていると、最近腰の張っている場所がわかってきたのですが、体操をしてみたり、どういう時にどう変化するか観察していても今一つつかめません。 からだの状態を見てもらって、自分でできることを教えてもらいたくて、タイ古式マッサージへ。 マッサージといっても、姿勢をチェック→体操や呼吸の仕方について解剖図を見せながら説明→実際にしてみる→フィードバックーにしっかり時間をかけてから、最後に施術で〆る、と

          からだをととのえる

          自分に戻る

          久々の noteです。 私は子どもの頃からのんびりしていました。 のんびりしすぎるからあせっていることがよくある。そのことに大人になって気がつきました。 仕事を始めて間もない頃、久しぶりに大学の先輩と会って話していた時に先輩が言ったこと、 「自分に戻る時間がないのね。」 その頃は仕事もまだ奮闘しながらやっているし、勉強会にもいろいろ出ていて、いっぱいいっぱいだったのです。 先輩の言葉でどう軌道修正したかは今となっては覚えていませんが、この言葉は折りにふれて思い出します。

          自分に戻る

          呼吸について

          ひと月ぶりのnoteです。 最近気がついたら呼吸が変わっていました。 息がからだに入ってふくらんだりすぼまったりするのが、スムーズになった気がするのです。 週に一度のオンラインヨガで呼吸に意識を向けていることが、ちりも積もれば、でこうなったのかしら。 呼吸については、ラジオ体操の深呼吸や音楽の時間の腹式呼吸に始まって、カウンセリングや瞑想を学ぶ中で様々な呼吸法に出会いました。 今も、緑のある所に行った時には、立ち止まってゆっくり呼吸をします。 あまたある呼吸法の中で、やって

          呼吸について