初めて仕事を途中で投げ出した。
9年目の挫折
今の会社に勤めて、9年目。
初めて途中でプロジェクトを抜けることになった。
それも急遽。お客さんに挨拶もできないまま。
厳密には投げ出してはいないが、投げ出す形になってしまった。
それを知ったのは人事からのメール。
理由は自分の体調不良だが、にしてもプロジェクトの上司から明言されないまま、うっすらとしれっとプロジェクトを抜ける形になった。
一年間しかいなかったが、プロジェクトメンバーにも謝罪したかったし、お客さんにも挨拶はしたかった。
欲を言えば、リーダーからお疲れ様、の一言は欲しかった。
意義のあるプロジェクトであることは分かっている。
やりがいのあるプロジェクトでもある。
キラキラとして見える先進性も感じる。
それが故にお客さんからの期待値も高く、難しい局面も多かった。
それをチームで乗り切れれば良かったが、少なくともそんな雰囲気を感じられなかった。
「どうするの?
あれもこれも溜まってるじゃん、リーダーだろ?
ちゃんと考えてやれよ、頼りないな。」
そんな言葉が聞こえてくるようだった。
結果、生まれて初めて、心の不調をきたした。
それが昨年9月ごろ。ヘルプに入ってきたはずの上司もわずか1ヶ月で華麗に転職を決め、また一人で戦うような気持ちに落とされた。
微かな復活からの早すぎた再挑戦
その後、新しいメンバーが加入。
その人たちには助けられ多少は復活したが、年明け正月から、その人たちは別れて、また新しい領域のリードを頼まれた。
お医者さんからしばらくは新しいこと、責任ある職責、表に立つことは控えるべしと言われていたことを、見事にやることになってしまった。
3月末までと決まっていた今の仕事。
心が低飛行のまま、なんとか義務感で頑張ろうと試みたが、3月も半ばにして、残り10日間にして、偶然産業医面談をすることになり、その結果が上司に伝わり、あれよあれよという間にプロジェクトから外すことが決まったらしい。私としては勝手に決まった。と感じてしまった。
せめて病院での正式な診断、それを踏まえた上司との相談、その上での決定という真っ当に思えるプロセスを踏みたかった。
理性は納得、感情はNo納得
わかる。理性的には納得できる。
多分、上司たちはこれ以上、プロジェクトに残して本当に心を壊すより、早く離れた方が彼の(私の)ためにも、プロジェクトのためにも、ひいてはお客さんのためにもなると総合的に判断したのだと思う。
幾分か優しさのようなものもあったのだと思う。
でも、もらった言葉は、
「明日からプロジェクトワークしなくていいので、なるべく早く仕事を引き継いでください」のテキストだった。
一年間、頑張った成果はこの言葉か。
と思ってしまった。自分のせいだと理解しているけれど、悔しい。
感情的には納得できない。
未来の私のために。
復活して読み返す時のために。
今の私の気持ちを残しておきたいと思いました。
今はとにかくやる気が起きないけれど、なんとか復活しよう。
活力を取り戻そう。
未来の君はまた元気よく、誰かの笑顔のために頑張れているはず。
今はぐうたら休んで、心を充電しよう。
好きなカフェに行って、好きな本を読んで、好きな人たちの写真を撮って。
そして、また未来で出会う人たちと、未来で出会う人たちのために、自分の持てる力を尽くせる、そんな未来の先端を掴み取ろう。
頑張れ。私。
まとまりない長文を、ここまで読んでくれてありがとうございました。
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