妄想！2020東京オリンピック閉会式

東京オリンピックの閉会式が
酷評されていますが、
批評をするのは簡単。

到底ありえないことですが、
もし素人の自分が演出を頼まれていたら、
どんな閉会式にするかを考えてみました。

すべて妄想の産物になります。
ちなみにマツケンサンバなど、
SNS上の意見をかなり拝借しました（笑）
所詮は素人の発想なのでお許しください。

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テーマは
『日本の過去と今と未来』

大画面に浮かび上がる
1896
という文字。
オリンピックが始まった年です。
アニメ『鬼滅の刃』の『紅蓮華』の
音楽が流れます。

プロジェクションマッピングで現れる
炭治郎や、禰豆子、善逸、伊之助たち。
「全集中　水の呼吸」という
炭治朗の声とともに、
会場のあちこちから高さ
何十メートルにもなる、水が吹き出ます。

その水の中から現れたのは、
着物など祭りの衣装をまとった大勢の男女。
日本全国のお祭りを連想させます。
太鼓や大きな「ねぶた」も登場。
音楽は北島三郎さんの『まつり』です。

ステージでは大勢の男女が
盆踊りをアレンジした
オリジナル盆踊りを踊ります。
会場の選手たちも一緒になって踊ります。

一転、突然会場が真っ暗になります。
大画面にはキノコ雲と同時に
1945
の文字。
映画『この世界の片隅で』の
アニメーションが流れます。
焼野原となった広島を歩く
すずの姿。
『悲しくてやりきれない』が流れます。

画面には
1964
という文字。東京でオリンピックが
初めて開催された年です。
プロジェクションマッピングで
鉄腕アトムが登場し、
鉄腕アトムのテーマ曲が流れてきました。
戦後、次々と復興し、オリンピックを迎える
日本が描かれていきます。

そして、次は
1985～88
音楽はお馴染みの
『スーパーマリオブラザーズ』の
テーマ曲。
マリオとルイージ、
ピーチ姫やクッパの登場です。
画面の中で縦横無尽に駆け回る
キャラクターたち。
何やら土管を発見したようです。

土管の中に入ると何もなく、
マリオたちは真っ逆さま。
慌てるマリオたちですが、
何やら柔らかい何かの上に落ちて、
ケガはないようです。

マリオがその何かをのぞきこむと、
大きな顔のトトロがいました。
『となりのトトロ』の
エンディング曲が流れます。

会場には小さな木のオブジェが現れました。
マリオとトトロは一生懸命、
うーんと天に手を上げて、
木を伸ばそうとしますが、
なかなか伸びません。
そこで会場の選手たちにも
応援をたのみます。

マリオとトトロの動きを
見よう見まねで真似する選手たち。
うーん、ぱっ！
すると、木はすくすくと育っていきます。
幻想的に天まで伸びる木々。
音楽は『風のとおり道』です。

1996～1998
という文字が画面に現れます。
ピカチュウを始めとする
ポケモンのキャラクターたちの
着ぐるみが会場にたくさん現れました。

ピカチュウたちは、所定の位置につくと
じっとしたままです。
何かの合図を待っているのでしょうか。
音楽が流れてきました。

『マツケンサンバⅡ』です。
ステージに松平健さんの登場です。
選手たちも大盛り上がり。
音楽に合わせて踊りだした、
ポケモンたちと一緒に
ダンスを楽しみます。

2011
突然、大きな地鳴りがしました。
東日本大震災の年です。
画面には大きな津波のシーンが流れます。

画面は暗転。
次に現れたのは、復興のために
手を取り合う方々のシーンでした。
音楽はサザンオールスターズの
『希望の轍』です。

2020 
騒音とともに、
大画面にはバイクの走行シーンが。
アニメ『AKIRA』の名場面です。
同アニメは2020年が舞台です。

主人公・金田正太郎が
未来都市へと変貌しつつある
東京の象徴的なシーンを
バイクで駆け抜けていきます。

新宿、渋谷に、丸の内。
銀座と思われる場所では、
バッハ会長が笑顔で
手を振っています。

最後です。
画面には
2112
の文字。ドラえもんの登場です。
タケコプターで空を飛ぶ
ドラえもんや、のび太くんの姿が
画面に映し出されます。
そして視線は、地上の未来の街並みに。
音楽はもちろん『ドラえもんのうた』です。

ドラえもんは地上に降りると、
どこでもドアをポケットから
取り出しました。
ドアを開けると、そこにはパリの街並みが。

画面には
2024

これでエンディングです。
会場には無数の花火が打ち上げられます。

画面には
ARIGATO！
の文字。
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以上で終わりです。

【あとがき】
改めて思ったのが、アニメやゲームを多用すると、リアルな会場に臨場感をもたらすのが、けっこう難しいなということ（それはそれで密回避のためにいいかもしれませんが）。

そして権利元に許諾を得るのが大変だろうな、ということ。コンプラなんかも気になりました（笑）

また、現実はいろんな人から意見をくみ上げなくてはいけなくて、寄せ集めになってしまうだろうなと思いました。

そして、そもそも、閉会式って開会式と違って何を伝えるべきか、というのがよくわからなくなりました。「選手のみなさん、ありがとうございました、東京や日本を忘れないでね」ということなんでしょうか？

さて、何はともあれ、妄想の2020東京オリンピック閉会式を作ってみました。やってみると自分が見てきた過去を思い出す、いいきっかけにもなりました。実際書いていて楽しかったです。ぜひ皆さんも熱冷めやらぬうちに妄想を楽しんでみませんか。