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公園に行くと、必ず7歳になる長男が 「かくれんぼしようよ」と言ってくる。 しかも問答無用で 4歳の次男を鬼にする。 いち、に、さん、しぃ と数を数え始める次男。 長男は本気で隠れようと、 遠くの方まで走っていった。 それほど広くない公園だが、 子どもが迷子になったら大変だ。 長男がおおよそどの辺りに 隠れたかを確認した後、 私は次男のすぐそばの 木の陰に隠れる。 きゅう、じゅっ 数え終わった次男はあたりを見回す。 外にいるときは、いつも私か妻かに 手を握ってもらって
それは幼稚園の父兄参観日のこと。 土曜日なのに幼稚園に行く 次男の動きは鈍い。 ぐずぐず布団で過ごしていて、 もう8時になりそうだ。 私はというと、 初めての父兄参観ということで、 朝からテンションが上がっている。 次男の幼稚園生活を垣間見られることで、 すでに胸がいっぱいだ。 朝食を終えても相変わらず、 ぐずぐずしている次男。 見かねて、妻と長男も一緒に 幼稚園に行くことになった。 もちろん私も付いていくのだが、次男が 「お父さんは来なくていいよ」 と残酷なことを
わが家では、子どもの YouTube視聴時間を決めている。 放っておくと際限なく見てしまうからだ。 日中は私が監視できないので、 妻が視聴時間の監視役だ。 ただ、長い動画の途中で 視聴時間が終わった場合、 どうしても続きが見たくなるようだ。 妻がお風呂に入ったときがチャンス。 兄弟はテレビをYouTubeに合わせて 動画の続きを見はじめる。 私はそれを横目で見ているのだが、 様子がおかしいことに気が付いた。 『今日の視聴時間は 終わったのに見ているんだな』 すぐに注