バスの中でスター誕生!? チョイ住み・サンタバーバラ編#2
สวัสดีค่ะ サワディー・カ! こんにちは! カッパチャンです。
大学2年生の時、人生初めてのチョイ住みで、カリフォルニアのサンタバーバラを選んだカッパチャン。
“大学2年生の時、友人の影響で「私も海外にホームステイに行こう!」と思い立ち、どうせ行くなら素敵な所にしようと、情報を集め始めました。 そして、ハリウッドスターや映画監督の家や別荘があるといい、スペイン風の建築物がそこここに立ち並ぶ、美しい海辺の町「サンタバーバラ」を1か月間のチョイ住み場所として選んだのです。”
おチビさんであることが原因で、たびたび予想外のことが起きました。
ホームステイ中は、4週間ほど、カリフォルニア大学サンタバーバラ校の英語コースに通うことになっていたので、ホームステイ初日に、ホストマザーに連れられて、通学のバスの乗り方や、教室までの行き方を教わりました。
そして、通学初日の朝、テキストが入るような大きめのバッグを肩からかけて家を出ると、朝から外で遊んでいるホームステイ先の娘や、近所の子供たち(もちろん、小魚君も含む)が、私を見つけました。
そして、同時に遊ぶのをやめて、一斉に叫びます。
「どこ行くのぉ~!!!???」
「学校ぉ~!!!」と、答える私。
「何でぇ!!!???」
何でと言われても、学校があるから学校に行くまでのこと。その先は答えず、子供たちに手を振って、バス停へと向かって行きました。
後から思えば、皆は夏休み中だったようで、私だけが学校に行くようでした。
バス停でバスを待っていると、あまり待たずにバスがやって来ます。
バスがバス停に停まり、乗り込みます。
ぐるっと中を見回すと、ちょうど一人分、空いている席がありました。ためらうことなく、その席に向かって歩き始めます。
なぜか、視線を感じます。
自意識過剰かもしれませんが、バスの乗客全員が自分を見ているような気がします。
でも、そんなはずは無いだろうと思いなおし、何事も無いかのように、その席に近づいて行きます。
そして、その一人分の空間に座った瞬間。
「ブラボー!!!!!」
ブラボー、ブラボー、ブラボー!!!
ブラボーの嵐。そして、拍手喝さい。
いったい、何が起きてるの!?
キョトンとしていると、皆が、身振り手振りを交えて、カッパチャンに話しかけてきます。
「そんな狭いところに、まさか座れちゃうなんてねっ!!!」
「ピッタリ収まったね~!」
「ミラクルだよ~!」
拍手と笑いは続きます。
カッパチャン一人、何がそんなに楽しいのか、理解できずに引きつった笑顔を浮かべていました。
でも、乗客の皆さんにとっては、「攻略不可能と思われていた、難解なパズルの最後のピースがぴったりとはまった」というような喜びだったのかもしれません。
興奮冷めやらぬ中、カッパチャンの降りるバス停に着きました。
皆さんに手を振りながら、皆さんに見送られながら、バスを降りて行きます。
遠ざかるバスに手を振りながら、「サンタバーバラって明るい街だな」と、しみじみ思ったカッパチャンでした。
พบกันใหม่ ポッカンマイ! またね! 続きは次回!