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お盆休みについて

この時期、世間はいわゆる「お盆休み」なのであろうか。

昨日、8月12日(木)は「山の日」でお休みだったから、昨日あたりから来週の16日(火)まで、6連休という会社も多いようである。中には先週の6日(土)から16日(火)まで計11連休などという羨ましいところもあると聞く。

製造現場を持つような会社であれば、GWとかお盆、年末年始等に一斉休業を取り、その間、工場の機械も操業を停止させて、機械の点検やメンテナンスをするようだし、それはそれで理由がはっきりとしている。ポツポツと休むよりも効率的でもある。

小売業とかサービス業は事情が異なる。みんな一斉に休んだりして大丈夫なのか。会社が休んでいる間に、お得意先の方で何か困りごとがあったらどうするんだろうか。あまり顧客目線に立った対応ではないような気がする。

世の中の多くの人が同じ時期に一斉に休むから、高速道路も交通機関も混雑する。行楽地も人が大勢集まって混み合う。コロナの感染リスクも増す。何も良いことはなさそうである。

そういうことがわかっていて、どうして一斉にこの時期に休暇を取るのか。日本人特有の同調圧力が原因なのか。あるいは人事管理上、その方がわかりやすいからか。お盆に帰省するという長年の慣習をそう簡単には改められないからか。信仰心が乏しいわりには、日本人はこういうところだけ律儀なようである。

ちなみに僕は銀行時代から、お盆に休むことはしない。オフシーズンというか、自分の仕事が一段落した時期を選んで休みを取るようにしている。銀行は暦どおりに営業する必要があるから、そもそもみんな一斉には休めないのだ。

今年もそういうことで、夏休みを取得する予定はない。

例年、この時期、休暇を取っている人が多いせいか、オフィス街はいつもより人が少ない。めんどくさいことを言って来る人もあまりいないせいか、仕事がふだんよりもはかどるような気がする。

僕は、お盆の時期、お盆休みを取らずに仕事をするのが好きである。


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