【義足モデル海音さん】願望がポジティブにさせる
みなさん、こんにちは
大槻亮太です。
本日は願望の力強さについて。
東京オリンピックの閉会式とパラリンピックの開会式に出演し、注目を集めた「義足のモデル」、海音さん。
「歩くことよりも、10cmのハイヒールの靴を履けるようになるのが目標でした」
キッズモデルとして活動していた小学6年生の卒業間際、12歳のときに右足の膝から下を切断したそうです。
原因は、全身の血菅が炎症を起こす難病「多発血管炎性肉芽腫症」。
自分がそうなれば少なからずショックを隠し切れない出来事ですが、
彼女は「好きなハイヒールが履けるって思って頑張れた」と前向きに乗り越えたのです。
それでもやはり思春期の頃にはコンプレックスとなり、ロングスカートが手放せない日々だったそうです。
高校卒業前の18歳の転機。
写真家の越智貴雄さんの「義足をハイブランドのような格好いいものにしたい」という熱い思いに突き動かされ、彼が制作する写真集『切断のヴィーナス』のモデルとして復帰しました。
それを機に好きな仕事でもあった、モデルとして再出発する覚悟を決めました。
今では「多様な個性を認める寛容な社会の実現に一歩でも近づくことができればいい。殻に閉じこもっている人たちの支えに少しでもなりたい。」と、トークショーや対談に挑戦しています。
海音さんの体験や言葉で力づけされて、手術の決断や自分の道を進むと影響を受けた方も少なくないそうです。
原動力
「目標を頭に描くと、必ずうまくいくって信じているんです」
負けず嫌いな性質が目標の実現へ突き進む原動力になっているといいます。
モデルに再デビューしたときの目標がパラリンピックに出ること。
それは1年以内に達成し、更にはファッションブランドのアンバサダーになる目標も叶えています。
来年は、海外のファッションショーに出演することが目標だそうです。
自分の願望を描くこと、
根拠のない自信を持ち具体的に行動に移すこと。
これが自分の人生をプラスにするきっかけとなり、ポジティブに捉えることが出来るようになっていく原因だと思います。
自分の人生を導き、創ることが出来るのは自分だけ。