あるがままでいい 恋すればいい
最近定期的に、近所にお散歩に出かけて、お花の写真を撮るということをしています。
今はしばらく撮影のお仕事がないので、腕を鈍らせたくなかったのと、何か周りにホッコリしてもらえるコンテンツがないか探してたからです。
そしてこれはすごく大事なことなのですが、お花を撮り始めてから、18歳で写真を始めて以来、初めて、写真を撮ることが好きです とちゃんと言えるようになった気がします。
人を撮ること、ライブを撮ること、日常を撮ること。いろいろ撮ってきたつもりではありますが、どれも私には義務感がついて回っていました。正確に言えば、写真を撮るという行為はただの自慰行為であり、それをSNSに載せて公開する意味がわからなかった。だけど、時代がそうだから、とりあえずなんか載せとこ。くらいの感じ。
だけどそれが、なんか変わってきた。
誰かの為に撮って、無意識のうちに被写体に誰かを投影して、誰かを想ってSNSで発信する。大事なあの人に届けばいいな、と思って発信する。
この感覚は、お仕事の写真を撮ることと似てるかもしれません。だけど、私は、私の中では、写真とはそう向き合ってきたかった。何の為に撮っているのか、その理由を付けなくていいのが写真の醍醐味だけど、それでも私は理由が欲しかった。
だから、今、この感覚が嬉しくて、写真好きだなあ!って思える。
あと、人を撮ることとライブを撮ることは、全く別のことだと思って今まで撮ってたんですが、それも違う。ライブを撮ることも、人を撮ることもお花を撮ることも、全部同じ。目の前の被写体にだけ意識を集中させて(というより勝手にしてる)、一番いい瞬間を一番いい画角で撮る。これはきっと全てに共通すること。そんな大事なことに、最近ようやく気づきました。
この在宅期間は、私にとってとても大きい収穫を残してくれそうです。
元々引きこもりだから、人が見てない間にいろいろ勝手に進むの、好きなんですよね。水面下、大好き。
この期間がなかったら、グッズ作ろうとも思わなかったな。そろそろブック第1弾も届く頃。
私はまだ、進めそうです。
ではまた。
2020.04.24
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