純粋な気持ちを大事にした本選び
買う本を選ぶとき、僕は「役に立ちそう」と「面白そう」という2つの軸を持っています。「役に立ちそう」というのは生活や仕事に活かせそうな本のことで、「面白そう」は趣味に関連したものなど、単純に興味を持ったものです。
この2つの軸を満たす、すなわち「役に立ちそうかつ面白そう」な本が1番ためになります。スラスラ読めて頭にも入ってきやすいです。
とはいえ2つを満たす本に出会えることはそう多くありません。そういうときはどちらかの軸を満たすものを買うのですが、最近あることに気づきました。
それは「役に立ちそう」が「面白そう」を上回っている本は積読になっている、ということです。
「そんなに面白そうではないけど、役に立ちそうだから買ってみよう」と思って買うことがあります。しかしそういう本は、読むことで自分にとってプラスになるのはわかっているのですが、なかなか読む気になれません。これはおそらく「面白そう」のときにあるモチベーションがないからだと思います。
モチベーションが低いとなかなか読み進まず、頭にも入ってきにくいです。「役に立ちそう」という軸は大事ですが、「面白そう」という軸が伴ってこそなのだなと感じました。
「面白そう」と思っても、「役に立ちそう」と思わなくて買わなかった本もあります。しかしただ「面白そう」と思って読んだ本が、思わぬところで役立つこともあるでしょう。
これからは「面白そう」という純粋な気持ちをもっと大事にして、本を選んでいきたいです。