アバンギャルドな入浴法

片手が使えない状態でいかに入浴するか。
ギプスが装着されているときから、これは大問題である。

病院ではビニールをギプスの上から被せてくれて、ガムテープで固定してくれて、拭けないところは拭いてもらっていた。
ご家族さんに自宅でそうしてもらう人は多いでしょう。

しかし。
一人暮らしでは難しい。

そこで何度も言いますが
ギプスカバー買いましょう。

シリコンでできた入り口に腕をつっこむだけで防水してくれる。
本当に本当に優れもの。

逆になんで病院に常備されてないのか疑問なくらい。

きっと中の部分を毎回洗浄できないからでしょうね。
使い捨てできるビニールの方がコスパも衛生面でも複数人に使うには良いのでしょう。
一人暮らしだと入浴後ハンガーなどにくったりとぶら下げておけば、次回使用時に乾きます。

ギプスが取れても、防水しなくて良くなっても、利き手が不自由で洗いにくいのは変わりありません。
悲しい。

なので私の場合ですが・・・。

1・湯船に少し少な目にお湯を張る

そこに全力の注意をしながら入ります。
本当に本当に注意が必要です。

2・潜る

今目を疑いましたね?
潜るのです。
その際濡れてはいけないほうの腕は浴槽の外に出しておきます。
潜りながらまず顔と頭皮を洗います。

3・浴槽の中で身体を洗う

届かないところはボディーブラシで。
ゴシゴシします。

ちなみに好みや考え方や肌質によるとは思いますが、私はカスチール石鹸を使ってました。
全身洗浄できるやつです。
毎日痛くてしんどかったので精油で香り付けしてあるマジックソープかパーフェクトアンカーを使ってました。
湯船の中でほとんど完結するのでね。
気持ちの問題です。
夏場など、ミントのものを使うとHappyが少し訪れます。

4・湯船のお湯を抜きながらトリートメントと身体をシャワーで流す

この時も滑りやすいので要注意です。
要注意だらけですが

湯船から出る時も要注意です。

せっかく骨を修復しているのに転倒したら大変です。


と、こんな感じ。
身体を拭く時は床に敷くようのバスタオルを用意し、拭きにくい背中などは

バスタオルの上を転がります。

完璧です!

あとは
風力が強いドライヤーを買って、ぬるめの風で髪を乾かす時間を短縮
化粧水などはスプレーボトルに入れて噴射させる

結構体力を使うので、すぐに横になって休める環境を用意しておく。

これで「少しは」入浴が楽になります。
楽になる人が増えたら

本気で嬉しいです!

湯船に浸かっているので入浴後のリハビリも捗るし、良い事たくさん。
もともと湯船に浸かるのは身体に良いと聞きますし。

次回は利き手骨折時のスマホやパソコンの使い方などを書きます。


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