ギプスは突然外される
手術してから16日後、診察で病院へ。
包帯を外し、ギプスを外し、傷口の消毒をしてもらっていた。
傷口は縦線に細かい横線が入っていて「マンガみたいだなぁ」と思っていた。
そして傷口に貼られた透明なビニールみたいな保護シールのまま、その日ギプスが再度装着されることはなかったのです。
「ちょちょちょ、つけないんですか?」
医師「このままつけてたら関節とかが固まって良くないからね」
「え、大丈夫なんですか?保護しないで生活しても」
医師「まぁ骨は全くくっついてないんだけどボルトとプレート入ってるから大丈夫。加重さえしなければ」
「果汁・・・?」
医師「つい体重かけちゃうとかそういうこと。そうじゃないことは痛くてもどんどん利き手を使って。リハビリになるし固まったら終わりだから」
固まったら終わりだから
こわ。
固まったら終わりだからも怖いけど、骨はくっついてないのにノーガードで生活するのもっとこわ!
以前書きましたが、この頃に「もう無理!」ってなって心療内科へ行きました。
今考えてもナイス判断。
ギプスしてる間も指をにぎにぎするように言われたりしておりました。
これをしていたおかげで、ギプス内での鬱血が少なかったらしく経過が良かったようです。
以前にも書きましたが、ギプスをずっと外さない治療を選択される場合も多いみたいです。
ひとりひとりの骨折によって違うんですね。
そこで疑問が。
「スリングは今後どうすれば良いですか」
医師「電車の中とかで骨折してるのが他の方に伝わりやすい利点とかあるから場面場面で」
なるほど!
医師「まずは下にぶらーんって手を下げて歩く練習してみて。あ、でも鬱血してきたら手を上にして」
わかりました!
と、診察室を出る。
腕を下に・・・
いや!めっちゃ痛いな?
電車乗る・・・スリングつけよう。
いやいやいや無理だな?
めっちゃ痛いな?
新しい苦行。
次回は無防備になった状態で寝る不安を解消した方法を書きます。