「活性酸素」という正義だか悪だかわからないものの正体?何??
「活性酸素」のことを考えると
「活性」+「酸素」…なんかカラダに良さそう
…と思わせといて実は増えたら老化や生活習慣病の原因になるもの
あの人、どうしたって悪い人には思えないんだよねー
っていう感じのネーミングゆえ、毎回、脳内で数回変換が必要になってしまう「活性酸素」
私の中ではすっかり悪者よばわりされている「活性酸素」
実は、殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目を持っているんです!!
なくてはならないものなんですね!!
なのに、その殺菌力の強さから自らの体を傷つけてしまい、みんなに嫌われるんです。
なんと不憫な…
「活性酸素」とは、元気な酸素…ではなく「他の物質を酸化させる力が非常に強い酸素」です。
呼吸によって取り入れる酸素の内、約2%が活性酸素になるといわれています。
活性酸素が関与する主な病気は
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、白内障、未熟児網膜症など。
確実に悪者ですね!!
この活性酸素から身を守るため、私たちの体には抗酸化酵素などによる防御システムが備わっています。
この複雑な体の仕組み、体の中で攻防戦が繰り広げられているんですよ!!トキメキが止まりませんねーーー!!
ところが年齢とともに防御力が弱まり、反対に活性酸素の働きが強まってきます。
そこで、体のあちらこちらで酸化が進んでくるのです。
風邪をひきやすい。
肌荒れやしみが目立つ。
疲れがとれない。
…このような症状がみられたら、要注意です。
生活を見直して、活性酸素を減らすよう心がけましょう!!
具体的な方法としては
タバコを控える
タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています
アルコールをとり過ぎない
肝臓がアルコールを分解するときにも、活性酸素が発生します。
軽めの運動をする
激しい運動をすると呼吸量が急増し、活性酸素の発生を促します。
軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高め、体の酸化を抑えます。
ストレスをためない
ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素が発生します。
紫外線をさける
紫外線に当たると皮膚細胞でも活性酸素が生成され、シミやシワの原因となります。
食生活を見直す
・キウイやイチゴ、トマトなどに多く含まれるビタミンC
・ナッツ類、大豆などに多いビタミンE
には、細胞の酸化(老化)を防ぐ働きがあります。
・抗酸化成分には、ほかにも次のようなものがあります。
・赤ワインやブルーベリー、リンゴ、ココアなどのポリフェノール
・緑茶のカテキン
・ピーマンやニンジン、カボチャなど緑黄色野菜のβカロチン
・トマトやスイカなどのリコピン
・豆類やタマネギ、シソ、緑茶などのフラボノイド
・ゴマのセサミノール
・ニンニクやキャベツなどの含硫化合物
・エビやカニの色素アスタキサンチン
ただし、どんなに強力な抗酸化成分でも、性質や作用の仕方に違いがあります!!同じものばかり食べるのではなく、抗酸化成分を含む食品を数多く知っておき、毎日の食事のなかでできるだけ多くの種類をとること
…それが抗酸化のための食生活のポイントです。
抗酸化酵素の働きを高め体の酸化を抑えるために大切な軽めの運動!!
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