1秒で答えをつくる力 お笑い芸人が学ぶ「切り返し」のプロになる48の技術
※私が読んだ本の書き出しとざっくりした内容を書き留める読書記録です
はじめの一行
はじめに 人生が変わる1秒
冒頭にちょっとしたチェックシートがあります。お笑いの学校ではねた店をやるらしいのですが、その持ち時間は一組2分だそうです。そのチェックシートを出してきた意味が実は私にはよくわからないのですが、短い時間のネタをこんな風に分解して、様々な要素でチェックしてますよ、という話がしたかったのではないかと推察します。
そして彼らは、その短い時間のネタ見世で運命が変わることがある。
となると、短時間であれ、そこに全集中するのは当たり前なのかもしれません。
本書の内容
話の瞬発力は「才能」ではない
大喜利とかみてると、パッと問われて、パッと答えられるってすごいなー、とおもうんです。あんなことができるんなら、たとえば、飲み会や会議、宴会やパーティーで「ひとことどうぞ!」なんてあてられたとき、その場に応じたちょっぴりいいことだったり、受ける話だったりをできるんだろうなー、と羨望の眼で見ています。
もう私なんか、反省の日々ですから。
しかし本書では、そういった能力は、ほとんどの場合生まれ持った才能ではない、と言います。吉本興業の芸人養成所の先生である著者は、ほとんどの芸人さんはトレーニングで話の瞬発力を獲得していく、と言います。
とっさのフリに対応する技術
本書では、とっさのフリに対応できるような、脳の柔軟性を確保する様々なトレーニングや技術が48個紹介されています。
たとえば、ネット記事を読むとき、その記事に対して「ほめるコメント3つ」と「ツッコむコメント3つ」をそれぞれ考えてみる、というトレーニング。
いいと悪い、両方考えること、
また、1つではなく3つということ、
これけっこう難しいです。
それでも、今まではボンヤリ受け身だった情報に対して、能動的にかかわる癖を持てると、いつも臨戦態勢になれるのかもしれません。
大喜利の発想に使えそうな、アイデアトレーニングもありましたので、色々使える情報満載です。
内容の一部を、YouTubeチャンネルでも取り上げましたので、良かったらどうぞ。
いやーーー、読書って素晴らしいですね。
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