小町という白猫について②


昨年11月にうちの猫について記事を書きました。


あれから二週間ごとに病院に通っていますが、無事に新年を迎えることができ、どうか来年も同じように年を越せますようにと祈る日々です。


とりあえずは頑張って持ち直してくれた猫に感謝しつつ……当の本人は我関せずと言った感じで毎日のんびり過ごしています。


予後についてですが、二週間に一度の検査で今のところ胸水はそれほど溜まっておらず、その一方で頻呼吸は続いていてかつ持病の腎不全の方があまり良くなく、食欲増進剤を飲みながら生活している感じです。


この食欲増進剤がかなりよく効く薬でして、これを飲んでいる間はかなりモリモリ食べてます。猫がごはん食べるときにゆら〜ゆら〜って左右に揺れるしっぽを見ながら、ごはん頑張って食べてて偉いねぇ〜とめちゃくちゃ甘やかしてます。だってかわいいから。


腎臓が悪いのでロイヤルカナンの療養食をあげているのですが、これだけだと食べないんですよねぇ……なのでいろんな市販のごはんを混ぜたりしながら試行錯誤しています。一日に必要なカロリーを計算して、食べ飽きないように組み合わせを考えて……という感じで、確実に人間の献立を考える時よりも頭を使っています。『海鮮ミックス味』とか『カツオ出汁香る〜』とか書いてるけど、果たして猫にこの違いがわかるのだろうか……と疑問です。昨日まで三ツ星グルメをうにゃうにゃ言いながら食べてたのに今日は見向きもしないとか普通にあるから。猫ってかわいいってだけで存在することを許されてるほんとすごい生き物だよな……。



薬を飲ますのにもだいぶ慣れてきて、ちゅ〜るをあげる隙に錠剤を滑り込ませるという技を覚えました。一方、猫の方も確実に『飲んだふり』が上手くなりつつあり、何度か出し抜かれました。これが本当の猫だまし……


寒いので猫がそばにきてくれて一緒に寝る時の幸福度がいつもより高く感じる今日この頃です。いやもう生きていてくれるだけで人間の方は身に余るほどに幸せなんだけどね。あと百年生きてほしい。



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