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シン・ウルトラマン ネタバレ無し感想

公開初日に鑑賞。

今の時代に怪獣やウルトラマンが来たらどうなるのか?
庵野監督の映画らしく、ちゃんと、政治や自衛隊、組織の指揮系統等にもちゃんと触れてある。

外星人(宇宙人とは呼ばない)にも種類があり、それぞれの意図も違うし、星の中のルール、星間条約等の縛りがあって動いている。単純に正義と悪、で動いているわけではない。怪獣さんたちは悪い奴だから地球を破壊してるわけではないし、ウルトラマンたちは正義の味方だから地球を守ってるというわけでもない。

なぜ怪獣が出現したのか、にも理由がある。

そして、政治家達は相手が外国であろうと宇宙人であろうと
考える事は一緒だったりする。足元見られたり騙されたりして利用されてしまうところも一緒。

SNSの反応にも触れられているし、国際会議はメタバース上だったりと、2022年ならではの映画。

圧倒的な力と文明を持つ存在に触れた時の人間の反応、
無力感等もちゃんと描かれている。

巨災対みたいな組織も出てくるし
ウルトラマンになる人間の元々の職業が面白い!

映像は、「これはエヴァンゲリオンの実写化か?!」みたいな部分と、昔の子供向けテレビみたいなかわいい映像がまざっててカオス。効果音や音楽も昔のテレビみたいなものも使ってある。

いかにも作り物みたいな宇宙人もいれば、ウルトラマンはとても美しい!
ジッパーなんか絶対ない!(笑)

昔を懐かしむ中高年と昔のウルトラマンを知らない若い人
両方楽しめると思う。

私には面白かった!

ウルトラセブンやウルトラ兄弟大集合編も作って欲しい!

追記:Hey! Say! JUMP有岡大貴君がはまり役だった。言われなければジャニーズとは思えない。たぶん彼の役が一番、あんな状況におかれた人間の反応として共感できる気がする。



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