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2022.2.23 焼きトマトのスープ/2022.2.24ごぼうのポタージュ、だしの優先順位

こちらは昨日作った、焼きトマトのスープ。プチトマトを半割りにして、オリーブオイルで焦げ目がつくまで焼き付けてから水をさしました。色と風味がスープに移ってただ煮るよりもコクが感じられます。小さく切って入れたベーコンは今井真実さんのレシピ。ベーコンの塊があると、スープ作りにすごく重宝です。

さて、きのうは終日打ち合わせでびっしり人としゃべっていて頭が疲れてしまい、noteに投稿する力が残っていませんでした。別に毎日文章をつける必要はないのですが、一度始めるとなんとなくやってしまいますね。無理なくやっていきたいと思います。

と、いうことで今朝のスープも。ごぼうのポタージュです。
ごぼうとにんにくをオリーブオイルとバターでやわらかく蒸し煮して、ブレンダーにかけるだけです。ごぼうには黒胡椒がよく合いますね。粗挽きの胡椒で辛味と香りを効かせました。


このスープ、ふたつともだしは使っていません。
スープに限らず、私のスープにはだしを使わないものが多いです。食材からかなりのだしが出ます。もちろん、濃いうまみではないのですが十分なうまみだと思っています。

だしが必要ないと言いたいわけではないのです。ただ、だしが「誰もが知っている料理の基本」とされていて、レシピ本に前ぶれなく「だし」という言葉が出てくるのは、もしかして現代にはフィットしていないのかも。
そもそもきちんとだしをとる、は家庭においては優先順位が意外と低い気がします。

自分でだしの本をつくりたいなとぼんやり考えています。顆粒だしやだしパック選びの成分やポイント、昆布かつおだしのランニングコスト問題みたいな話を、日々おうちで料理を作っている人たちにも楽しみつつ、出汁の考え方や出汁の素材なんかに気軽にふれてもらえたらいいなあ。


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有賀 薫
読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。