添削屋「ミサキさん」の考察|31|『文章の書き方』を読んでみた①
添削屋「ミサキさん」の考察、第2弾は、朝日新聞社記者を長く勤められ、「天声人語」も執筆されていた辰濃和男さんの『文章の書き方』(岩波新書・1994年)をテキストにして勉強していきます。
Profile
ジャーナリスト。1930~2017。
東京商科大学(一橋大学)卒業、朝日新聞社入社、ニューヨーク特派員、社会部次長、編集委員、編集局顧問を務め、1975~1988年「天声人語」を担当。93年同社退社。朝日カルチャーセンター社長、日本エッセイスト・クラブ理事長を歴任。
まえがき
この本を勉強しようと思ったのは、「まえがき」でまずとても好印象を抱いたからです。
次の部分です。
第一印象。
この人は、文章を信じている。
そして、私たちものを書く人間なら、誰もが共感することを丁寧に論じてくれている。
私の感じたのはそういうことです。
ノウハウ本もいいけれど、もっと根幹にあるものを忘れえてはいけないと、僭越ながら思わされました。
そして、文章を書くとは身も引き締まるけれど、あらためて素晴らしい仕事である、と。
次回は、この本の構成についてと、内容に入っていきますね。
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