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dan3
掘り下げる楽しさと不思議な感覚
ずっとみようと思っていて、見逃していた作品をやっと観ました。
なんとも不思議な世界観、それでもついつい気になってしまう。
逆行するというのは、映画でも舞台でも実はちょこちょこあると思うのですが、時間がただ逆行するのではなくて、時間は順列なのに、主人公が若返っていくというのがこの作品の肝。
予告編はこちらです。
豪華キャストはもちろんのこと、気になる作品ばかり、生み出しているデヴィッド・フィンチャー監督の切り口が冴えてます。
名前の設定にしても、7回雷に打たれるにしても、一つ一つのシンボルや繰り返されるモチーフの意味が掘り下げがいのあることあること…
こういうところがピンとこなくて、なんとなくあらすじをファッションで楽しむのも、それは素敵だと思うんですが、かみしめるとじわじわ出てくるような味わいがあるのも、ちりばめられたメタファーやシンボルを理解しようとすればするほど乙なもの。
恋愛部分ばかり気にしてしまうのは、もったいないかなと思います。
家族や友達とじっくり楽しむのもよし、1人でじわじわ味わうのもよし。
デヴィッド・フィンチャー監督だと、特に、私は「ゴーン・ガール」が大好きなので、自分でも不思議なんですが、これからも期待しちゃうなと思ってます。
ちなみに、本業(?)は演技コーチ、大学講師のほか、通訳/翻訳もやってます。
ブラッド・ピットはうちのアメリカの師匠が教えていたこともあるので、つい注目していまいます…
映画と演劇と、バランスよく、豊かに楽しむ会やりたいなって最近思い始めました。
では、またね!
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