2016年2月アルゼンチン滞在記③南極に近い!ウシュアイア州の旅 へリツアー編
演劇の指導でアニマル・スタディー(動物観察からの演技研究)というのがあります
うちの演劇の師匠Vの旦那Pが「猿の惑星」やBBCの自然&動物番組シリーズで仕事しているということもあり、ことある毎にあちこちで野生動物を観に行っては弟子のワタクシも師匠同様に感激しております
今回はせっかくアルゼンチンに来ているので、南極へいくため中継地点の港町 、アルゼンチン最南端、世界の果てと呼ばれるウシュアイア州で自然に溢れすぎた、海に山に盛り沢山の旅へ出かけました。
が!初日から、やはり予定通りに行かないのがアルゼンチン
さっそく、
「あ、明日日曜に予定してた国立公園と世界の果て号(山の機関車のツアー)ね、予定変更!月曜になったから。」
とツアー会社にウシュアイアの空港につくや否や、言われる始末
とにかく、やりたいことさえできればいい!
この国で物事の順番は問わないことを決意!
初日は噂に聞いていたCentollaと呼ばれる蟹グルメ情報を送迎の運転手のお兄ちゃんに聞いて、さっそくお目当てのレストランへ!久しぶりに大きな蟹をもりもり食べて、ワインも満喫してさっさと就寝
南極近いため、真夏だというのに日本の冬の気候でダウンジャケット装備!
外は21時過ぎてもまだ明るいよ~
昼夜逆転のブエノスアイレス・タンゴ生活の私には堪えます
旅好きなSさんの決断により、とにかくやりたいことをじゃんじゃんやる!ということで、翌朝、さっそくヘリコプターツアーやっちゃおう!
とヘリツアーの会社に電話したけどつながらず
1時間、なんどもかけたけど、つながらず
観光地だけど、まあ、そういうことがありがちな、アルゼンチンの日曜日
ここで諦めてはイケない
小型飛行機ツアーとヘリツアーをやっている会社は1軒しかないので、直接いくぜ!行って頼むぜ!と行動派な私とSさん
で、嫌がるタクシー運転手を説き伏せ、小型飛行機とヘリの飛行場になっているところへ直接いってみたら、受付のおねえちゃんが出てきてくれて、
「あ、まだ着替えてないけど~、いいよ~、ここから選んで~♪」とヘリツアーのメニューをみせてくれたのだった
ほっ
建設的だ、珍しく、物事がちゃんと進む、この国で
アンデス山脈周遊と低めの山の山頂に登頂して休憩し、湖たちと港町を眺める30分コースというのに決定しました。(他にもあちこちいく半日ツアーや1泊ツアーやらたくさんのメニューがありました)
お天気も快晴!こりゃ、素晴らしいね!
空気が超!乾燥していて寒いせいか、山々も海も湖もすべて色鮮やかにくっきり見えるのが快晴時のウシュアイア地方のようです
そして、
あっというまに離陸~!港町が眼下に!感激!
...って私、高いところ苦手なのに、なぜ世界各地で水上飛行機やヘリコプターやターザンやらしてしまうのか....
さて、運転してくれているおじさんの一部と港の次は~
あっというまにそびえたつ山々!
まるでミッションイン・インポッシブルですね(1000メートル級の山脈に追突したくないけど)
すごすぎて、騒ぐ日本人女性2名
笑うオジサン
管制塔?との連絡時はお静かに...
パイロットおじさん「山で風をよけるんだよ~、揺れないほうがいいよね?ははは 笑。ああ、そうそう、はい、あの辺で着陸しようね。眺めいいから。」
とあまりにもカジュアルな空中散歩!
パイロット氏と山頂にて。か、風がつよい!飛ばされるう~
自分はただ座っていたのに、なにかを成し遂げたような笑顔の私たち
そして吹き荒れる風にボーボーになる髪
ああ、美しい!!
山頂で(ちゃっかりグラスで)操縦士さんからシャンパンを頂き
絶景を堪能しつつ
自分の山好き、海好きを思い出したウシュアイア1日目の朝
山頂でウロウロして、激しい風と乾燥と日差しの中、息苦しいっ!
帰りも安全飛行で海がキラキラ、山が険しくそびえ立ってまるで指輪物語の世界でした
いや~、イイ旅でした
ウシュアイアにきたら必須のツアーです、おすすめします
というわけで、ペンギンは午後に!
サポーターのみなさま、ありがとうございます。一層、切磋琢磨していきます!お会いできるのを楽しみにしております