花ひらく、新しい季節。香りも衣替えしませんか?
こんにちは"中谷みなみ"です。
外の空気もすっかり暖かくなり、いよいよ春らしくなってきましたね。
春といえば、新しい環境や新しい出会いなど、『始まり』を予感させる季節でもあります。
それに備えて、『自分も、何か変わりたい』と思われている方も多いのではないでしょうか。
香りと記憶
ところで、少し話は変わりますが、『プルースト効果』という言葉を聞いたことがありますか?
ふとした香りを嗅いだことをきっかけに、何らかの記憶が突然呼び起こされる現象のことをいいます。
フランスの作家、マルセル・プルーストが書いた小説『失われた時を求めて』にて、語り手が紅茶に浸したマドレーヌを口にしたとたん、忘れていた過去の記憶がありありと蘇ってきた…というワンシーンから生まれた言葉です。
それだけ、香り(嗅覚)は視覚や聴覚以上に、わたしたちの記憶の深い場所に刻まれる、ということを象徴していますよね。
だからこそ、新しい季節には香りの力を上手に借りて、ご自分の『印象』をより魅力的に演出してみてはいかがでしょうか。
ファッション業界では、2021年の春夏コレクションを見てみると、パウダーピンクやイエロー、ペールブルーなど、優しいパステルカラーがファッションのトレンドのようです。
まるで春に咲く花たちを思わせる色合いですね。
香りというファッション
そんなイメージに合わせて、明るくフレッシュなアロマをまとえば、より可憐なイメージを相手に残すことができます。
おすすめは、フローラル(花)やフルーティ(柑橘)のアロマ。
ローズやラベンダーなど、植物の花びらから抽出された香りは、しなやかで女性らしく、華やかな魅力をアピールしてくれます。
また、オレンジやベルガモットなどの柑橘類は、みずみずしく爽やかな印象であると同時に、ホッとするような安心感を与えてくれる香りでもあります。
私もこの春、新しい香りをまといたくて色々なアロマを試していますが、ひとつ目にチョイスしたのがナリンの『センシュアルオイル』。
ローズやイランイラン、ラベンダーのほか、レモンなどの7種類のハーブがブレンドされています。
ほんの少し色っぽくて、でも甘すぎない絶妙な香りは、首筋やデコルテに塗ると、顔色までパッと華やぐような気がします。
分厚いコートを脱いだら、春のファッションに身を包んで、大好きな香りをまとって。
さあ、新しい季節を軽やかに迎えましょう!
-中谷みなみ