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12月の読書メーター
12月は3冊。本に飢えているのになぜか本を手に取るのはちょっと億劫に感じていた月。がっつり読むというより、さらっと読める本を探しに図書館に。「校閲ガール」は主人公のキャラ濃くてテンポよく楽しかったし、「あの夏の正解」はコロナ禍の中の高校球児のドキュメンタリーというやや重いテーマながら今プロ野球で活躍している選手たちの以前の姿でもあり、ドキドキさせてもらった。最後の「主婦業9割削減宣言」は年末に読めてよかった。「私、主婦業いたしません!」と意気揚々な気持ちになった(実行するぞ!)
2024年12月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:680ページ
ナイス数:16ナイス
https://bookmeter.com/users/1029928/summary/monthly/2024/12
■主婦業9割削減宣言 (単行本)
タイトルにふらふらと吸い込まれて手に取った。必ずしも必要でないものはせず、必要なことは家電やサービスなどを使って効率化するということなのだけど、そういたノウハウの本ではなくて、マインドの本だと思った。まさしく「9割削減する」と宣言することの重要性。家事の負担をダイナミックに減らしたいなら、日々の延長線上で考えるより、9割削減する!というマインド、価値観のシフトが必要では。人生を激変させるという心持ちだ!いんやぁ、すごく刺激受けました。「じゃあ、どうすればいい?」頭の中ぐるぐる回ってます。ありがとうー!!
読了日:12月25日 著者:唐仁原 けいこ
https://bookmeter.com/books/17585593
■校閲ガール (角川文庫)
私は見ていないのだけと、以前、この本が原作のドラマを見て校閲の仕事に興味を持ち、アルバイトをしたらはまって見込まれてそのまま正社員になったという男性にあったことがある。女性が主人公なのに、男性の気持ちをそれほど動かすって、きっと物語自体にパワーがあるんだろうなあとなんとなく思っていたのだけど、読んでみてそれがわかった!どんどん引き込まれるし、いろんな伏線がつながっていくし、面白い。それに、校閲の仕事のプロっぷりがさりげなさすぎるのもしびれたー。
読了日:12月05日 著者:宮木 あや子
https://bookmeter.com/books/11088328
■あの夏の正解 (新潮文庫)
今年ヤクルトのドラフト5位で指名された済美高校出身の矢野泰二郎選手が登場すると聞き読み始めた本。想像以上に心を揺さぶられる内容でした!各高校球児たちのドラマに胸が熱くなり、気づけばページをめくる手が止まらないほど。済美高校と星稜高校の選手が取材されているのですが、その中に現在ヤクルトで活躍している内山壮真選手も!キャプテンとしてコロナで甲子園が中止になるという状況の中、チームをまとめることに苦難している姿や考え方にじーん。タイトルに正解とあるけれど、正解はなく自分で自分の血肉にしていくのだろうと思いました
読了日:12月05日 著者:早見 和真
https://bookmeter.com/books/19833151
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