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「振り返りが続かなかったのは本当のことを書いていなかったから」に気づいた1月の振り返り

2025年は「振り返り強化」の年に。ミーニング・ノートでの振り返りの様子もレポートしていきます。


・ブックライティング初校修正対応

1月も、先月に続いてブックライティングの初校修正に追われた。今回は著者さんではなく出版社からの指摘。なるほどと思う部分も多く、すぐに対応することに。ちょうどスケジュールがすっぽり空いていたタイミングだったので、迅速に対応できてホッとした。

ブックライティングの仕事は、著者のスケジュールや編集側の進行次第で、校正のタイミングが予定通りに進まないこともある。 そうなると、他の案件と重なってしまい、修正対応に苦戦することも…。でも、そういうときこそ、「すぐに対応できるかどうか」が、次の仕事につながるかの分かれ道 ではないかと思う。フリーランスは、スキルや実績も大事だけど、「柔軟に動けること」 も同じくらい大事だなと実感する瞬間である。

ところで、初校を提出してしばらく経ち、改めて読み返すと「これ、私が書いたんだっけ?」と思うことがある。(いい意味で!)「なんて感動的な話なんだ…!」と、泣きながら校正しているときもある。そんなときは、「いい仕事ができたんじゃないか」と、こっそり自分を褒めるようにしている。そして、「自分で書いて、自分で泣く」 なんて、なんて幸せな仕事なんだろうとも思うのだった。

・ミーニング・ノートのコミュニティに入会

昨年読んだ「振り返りノート習慣」に感化され、著者の山田智恵さんが主宰する「ミーニング・ノート」のコミュニティに1月から入会した。1日3つ心が動いた瞬間(チャンス)を記録し、それを1週間、1か月ごとに振り替えるというシンプルなメソッドだ。

この1か月で一番の変化は、「自分の感じていることを、誰も見ないノートにひたすら書くことが純粋に楽しい」と思えるようになったこと。ライターとして、どこかで 「発信しなきゃ」「人に読まれる価値のある文章を書かなきゃ」 という意識が強くなりすぎていた。

でも、コミュニティではこう言われる。
・ 「これは誰にも見せなくていいノートですからね」
 ・「シェアするときも、言いたくないことは言わなくて大丈夫ですよ」
この言葉のおかげで、「ちゃんとした文章を書かなきゃ」という呪縛から解放された。

もう一つ、コミュニティで聞いて ハッとした言葉 がある。
・ 「読み返してつまらないと感じたら、それは本当の感情まで書けていないのかもしれませんよ」
・「自分の真の感情を書いていたら、読み返したときに面白いって感じるものですよ」
なるほど…!確かに、過去のノートを読み返して「おもしろい!」と思えるのは、自分の本音をさらけ出しているときだった。

たとえば…
「こんなブラックなこと思ってたんだ(こわっ)」
「うわー、こんなことで感動できるなんて、私ってめっちゃいい奴やん!」こんなふうに思えたとき、振り返るのが楽しくなる。逆に、優等生みたいなことを書いていたときは、読み返しても全然楽しくない。

振り返りが続かないのは、"本当の気持ち"を書いていないからか!
そう気づいてからは、どんなにしょうもないことでも、気になったことは書いている。 「書いていいんだ!」 と思えるようになった。そして、振り返ること自体が楽しくなってきている。

結局、振り返りが続くかどうかは「楽しめるかどうか」なんだな と実感。もし「振り返り、続かないんだよね…」と思っている人がいたら、もしかしたら「本音を書けていない」のかもしれません。自分の気持ちを思い切りさらけ出してみると、振り返りがグッと面白くなるかもです!

・母、転倒と発熱

母が自宅で転倒し、後頭部を強く打った。これまでも何度か転倒し、頭や口を縫うことはあったが、昨年は特に大変で2度の硬膜下血腫→2度の手術をしている。その経験があるからこそ、今回の転倒も不安がよぎった。すぐに病院へ行き、MRIを撮る。結果、硬膜下血腫の疑いはなし。打撲程度で済んで、ほっと胸をなでおろす。
転倒の件が落ち着いたと思ったら、今度は持病の悪化から発熱が続く。 高熱が続く中で透析もしなければならず、見ているだけでもつらそうで、家族で看病にあたった。メインで看てくれている父に頭が下がる。
看病にあたり、仕事の打ち合わせや個人的な予定をずらしてもらった。変更をお願いするのはほんとうに申し訳ないけれど、「今、優先すべきこと」に時間を使うことができるのはほんとうにありがたい。相手への感謝や配慮を忘れずにいたい。ただ、今回のことで改めて感じたのは、予定は余裕をもって入れておくに限る、ということ。 何が起こるかわからないからこそ、「調整できる余白」を持っておくことの大切さを痛感。

まとめ

1月は母の件で目の前のことを処理するのに追われることになった。これまでなら、「あー、今日も何もできなかった」で終わっていたかもしれないが、ミーニング・ノートを続けていたおかげで、「今日もしんどかったけど、いい1日だった」と思える日が多かった。どんな1日も、「よかったこと」はちゃんとある。 それに気づいて味わうかどうか。振り返りの力を実感した1ヶ月だった。

2月に向けて

・ミーニングノート・手帳をつけて見返す、コミュニティにリアル参加する
・受験生のサポート(子どもと私の線引きは大切に!)

1月に読んだ本は6冊


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