もっとも大いなる愛へという懺悔室
月刊「根本宗子」 第18号『もっとも大いなる愛へ』初日を観た。自分のための覚書。※ネタバレを含みます。
喰らった。
相手への親愛とそれ故の気遣いと、エゴ故のネガティブな想像力でもつれ合う感情の機微が、懺悔の如く告白され続け、叫びながら祈っているような舞台だった。
対人関係において先回りし続ける感情と摩擦の全てを逃げ場なく全て語り尽くそうとする根本さんの豪腕に脱帽した。
何度やっても何度やり直してもどんなに集中しようとしても人は間違える。言葉は間違う。相手を傷つける。思いは