老いたら手放していいもの、老いると手放せなくなるもの(藤村公洋)
2人で音楽を持ち寄る、その1回目
現在、過去、未来〜と迷い道くねくねしながら初期高齢者としての心構えを模索する我らが『美しき老いの羅針盤』でございます。
この連載は交換日記であると同時に編集後記的な側面もあり、僕らは毎回『渋谷のラジオの学校』のアーカイブ音源を聴いてから原稿に取りかかっております。今回参考資料として再聴(というか生放送で再放送もなかった頃なので初聴き)したのは2016年12月7日の放送。
2人で音楽を持ち寄っての四方山話という、その後度々あった企画の1回目でした。僕からはデイヴ・ブルーベック『TAKE FIVE』と菊地成孔カバー『Wの悲劇』の2曲。テイク・ファイブを初めて意識して聴いたのは’86年『メリー・クリスマス・ショー』で桑田佳祐さんのエロ訳詞バージョンだったよね、といった話で盛り上がりましたが、今日はまずそのときの編集後記から始めよう。というかもっと話したかった5拍子の魔力について少々お付き合いください。
ここから先は
2,223字
/
2画像
¥ 100
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?