LAWSON「マチの本屋さん」にノベライズ版『スパイの妻』が並びます
さてさて、ということでございまして、僕がいつもレスクを買い求めにふらふらと訪れてしまう〝マチのほっとステーション〟ことローソンさん。一部店舗では書籍を販売する「マチの本屋さん」を展開していらっしゃるのですが、そこに講談社文庫作品が並ぶことになったようでして。
<講談社文庫ラインナップ(敬称略)>
13階段 高野和明
リバース 湊かなえ
半落ち 横山秀夫
危険なビーナス 東野圭吾
宿命 東野圭吾
仮面荘殺人事件 東野圭吾
十角館の殺人<新装改訂版> 綾辻行人
東野圭吾公式ガイド 作家生活35周年ver. 東野圭吾
すべて真夜中の恋人たち 川上未映子
ミルキー 林真理子
島はぼくらと 辻村深月
スパイの妻 行成薫
5分後に意外な結末 ベスト・セレクション 桃戸ハル
5分後に意外な結末 ベスト・セレクション 白の巻 桃戸ハル
5分後に意外な結末 ベスト・セレクション 黒の巻 桃戸ハル
正直、この「絶対間違いないやつ揃えました」的なラインナップの中に僕の著作が並ぶってのも「えええマジか」と思ったのではありますが、映画『スパイの妻』がね、ヴェネツィア銀獅子賞を獲って大変注目を集めたこともありまして、なんかもうほんとに申し訳ないくらいの棚ボタでノベライズ版『スパイの妻』を置いて頂けることになったっぽい感じがします。ありがとうございます。
コンビニですと、忙しくて普段あまり書店に行けない、という方の目にも触れることになりますし、「この本話題らしいし買ってみるか」というところから、「小説面白いな!今度は書店に行ってみよう!」的なゲートウェイになってくれたらいいなあ。
昨今、特に地方では、家の近くの書店がなくなってしまった、という方もたくさんおられるのではなかろうかと思います。ローソンさんの「マチの本屋さん」も、取扱店舗は限られてはおりますが、きっとね、売れ行きが好評であれば全国的に広がっていくのではないかと思うので、もしお近くに取扱店舗があるという方がおられましたら、たまに覗いてみて、未読の話題本など手に取って頂ければと思います。『スパイの妻』も、まだまだよろしくお願いいたします。
『マチの本屋さん』での講談社文庫の展開は12月1日からのようです。
取扱店舗はこちら。
お近くに取扱店がない!という方はe-honから。
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小説家。2012年「名も無き世界のエンドロール」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。仙台出身。ちくちくと小説を書いております。■お仕事のご依頼などこちら→ loudspirits-offer@yahoo.co.jp