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「バーンアウト」期間があったからこそ
学術修士(心理学)・管理栄養士
なかで かおるです。
管理栄養士がやりがいを全力で感じながら
「自分らしく働く」を目指し、
健康心理学に基づいた支援・教育を行っています。
1年のはじまりということで
初心にかえって、
健康支援に携わろうと思ったきっかけを
振り返ってみます。
きっかけは一つではなく
さまざま重なっているものです。
noteでは、ごくごく一部をかいつまんで書き留めておくことにします。
好奇心旺盛で活発な子ども時代
遡ること子ども時代。
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身体を動かすことが大好き。
皆と一緒に遊ぶことが大好き。
一人黙々と泥団子を作ることが大好き。
けん玉が大好き。
フェルトやビーズなどで小物を作ることが大好き。
食べることが大好き。
料理が大好き。
とにかく好奇心旺盛で
興味があることには何でも挑戦してみる
遊ぶことに夢中な子ども時代でした。
算数9点が着火剤!?勉強漬けの6年半
好奇心の赴くまま失敗など考えず、
やりたいことに挑戦していた子ども時代から一転。
中学受験を見据え、小学3年生後半に入塾試験を受けることになりました。
はじめて受けた入塾テストで
算数は
忘れもしない100点満点中9点。
社会と理科については
焦って
解答用紙ではなく問題用紙に解答するという失態。
試験監督の方が
解答用紙への転記を認めてくださったお陰で
0点は免れたものの、30点代。
ここから、
勉強漬けの日々が始まりました。
中学受験し、中高一貫の女子校に入学。
文化祭も体育祭も何事にも全力、個性溢れる素敵な友人に恵まれたことは、学生時代に得られた何にも変えられない一生の財産です。
ただ、他者からの見られ方に不安を感じ
自身を抑えることが多く、
さらに「勉強と両立できないかもしれない」
と過度に不安を感じ、
「本当は○◯◯したい」
をあきらめることが多かった
学生時代でもありました。
【短期留学を機に】2年半のバーンアウト
勉強漬けだった中、学校のプログラムで高校1年生の夏休みに2週間カナダに短期留学へ。
ゆったりとした時間の流れの中で、勉強から離れ心ワクワク過ごす2週間。
とにかく楽しく、まるで小学3年生以前に戻ったような感覚でした。
夢のような2週間もあっという間に終わりを告げ、帰国。
満員電車に揺られ通学する毎日
勉強漬けの毎日に戻り、
どうして私はこれほどまで必死で
勉強をしているのか
これまで一切気にも留めず当たり前にがむしゃらに取り組んでいたことに対して、疑問を持つようになり、
気づけば、
「生きるとは」
「どのように生きたいか」
について考える日々。
この壮大な問いと向き合うことはかなりのエネルギーを要し、
高校1年生の秋から高校生活を終える間際まで、
これまで取り組んできた勉強が
手つかずになりました。
そんな中、倫理の授業で哲学者のいろんな考えにふれることが楽しかったことを覚えています。
現在も心に残っている有名な哲学者のフレーズは、
デカルト「我思う故に我あり」
パスカル「人間は考える葦である」
葛藤を重ね、
自身の中で光が見えた頃には、
高校生活も終わりに近づいていました。
卒業後の進路に悩む中、
身内に医療関係者が多かったことがきっかけの一つとなり「身体の健康に寄与したい」という想いが芽生えていたこと、
食べること・作ることが好きであったことから、
入試1~2か月前に栄養学科の受験を決め、
慌てて受験勉強らしい勉強を開始。
受験し、大学進学が決まりました。
バーンアウト期間があったからこそ
現在の歩みに続きます。
続きは次回。