「光る君へ」32話「誰がために書く」雑感
「源氏物語」は宮中で書かれ、その続きを帝も左大臣も
中宮も女房達もみな待ち望んだということだが
自分ははじめっから優雅に女房として雇われていた紫式部が
周囲にせがまれ、宮中の方々をモデルに
余裕綽々でエンタメに書いたものだと思っていた
それと競うように清少納言もエッセイを書いて
双方でバチバチけん制し合って書いたと思っていた
しかし謎の多い紫式部を描く今度の大河の「解釈」は
もともと文才に恵まれていたが、身分も経済的にも
上位とは言えないまひろの描いた「物語」が帝の目に留