人生というゲームの取扱説明書

みなさんはPCやゲーム機などでゲームをするでしょうか？
あるいは色々のスポーツはどうでしょうか？

ゲームにしてもスポーツにしても、
そこには「やり方」や「ルール」が存在します。
それをよく理解して始めないと、もちろん上手くやることは出来ません。

この人生というものは、
ほとんどの人が気がついたら始まっていたのではないでしょうか？
自分から手を挙げて、この人生を始めた人はいらっしゃいますか？

この人生が今、幸せなら、
前回の人生で何か良い行いをしたご褒美で今回の人生があるのでしょうか？
またはこの人生が今、不幸の只中なら、
前回の人生で何か悪いことをした罰で今回の人生があるのでしょうか？
そんなことを考えてみたことがあるでしょうか？

例えば筆者は新しい機械や道具を購入すると、
取扱説明書を隅から隅まで読みます。
そうしないと、それを使いこなすことが出来ないからです。

この人生が困難を極めた時、筆者が一番初めに思ったのが
「人生の生き方を知らないからなのではないか？」でした。

先ほど書いたように、
多くの事には「やり方」や「ルール」があるのであり、
それを知らなければ上手くいくはずがないからです。

夢を叶え幸せで、お金持ちな人は「人生のルール」を知っている。
夢破れ不幸で生活に窮している人は「人生のルール」を知らない。

そこで幸せになるためにやるべき事は、
「人生の取扱説明書」を手に入れることだと考えたわけです。

当時、仕事もなくしていた筆者は図書館に籠り、
いわゆる「自己啓発本」の類いを片っ端から読み漁りました。
並んでいた本だけでなく、書庫にある本、違う図書館にある本まで取り寄せて読んでいたように思います。

「気づきの道」の最初の一歩は、みなこのような間違った前提、
間違った理由から始まることが多いのです。
目的は「この人生をより良く生きるため」でありながら、
この時点では成功や達成、欲しいものを手に入れるために道を歩き始めるのです。
しかしそれはほぼ自動的で、何も間違いではありません。
一見、誤りや遠回りに見えることでも、そのことが次のステップに進むための大切な道程であることはこの世界にはたくさんあるのです。

「人生というゲーム」に取扱説明書はあるのか？
そもそも「人生はゲームなのか？」
それは「気づきの道」を進む中で、あなた自身が答えを出すのです。