本当に怖かった絵本「怪談えほん いるのいないの」
こんにちは、かおるです。
私は本が大好きで、子供たちにも読ませようと毎週図書館に通って大量の絵本を借りています。自分で読みたい本は あまり時間がないので少しです。
絵本を大量に借りていると 子供向きなのに大人泣かせな絵本、これは買いたいと思う絵本など様々。でもその中で、ちょっと子供たちには読ませたくない絵本があります。
なぜか・・それは、すごく・・・怖いのです。
「怪談えほん (3) いるの いないの 」京極夏彦(作)町田尚子(絵)です。
田舎のおばあちゃんちに泊まりに行くという、夏の帰省で定番な風景が恐ろしいくらい、怖い描写になっています。
ただ 怖いというお化けの絵が溢れているのでなく、見えないから怖いという雰囲気を上手に醸し出しているのです。
私も幼少のころ、田舎の祖母の家に泊まりにいく時、怖かったという記憶とともに 大人になっているのに恐怖がよみがえります。
どうして こんなに不安な、怖い雰囲気を出せるのか、作者と画家の巧妙な仕掛けに引きずり込まれてしまうのです。
私の子供たちには 夜眠れなくなりそうなので、読ませていません。
この本は 大人のための絵本だと思います。ぜひ、一度読んでみてくださいね。