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あがた森魚という名の彗星がいる・1
えっ。
イヤそんな訳あってたまるかとものすごくびっくりしたんですが、どうも違うよねこれ。うん、違う違う。
▲【ライヴ決定情報◎渋谷・11月】
— あがた森魚/Dargelos (@DargelosAgt) October 23, 2020
あがた森魚「2020年であがた森魚名義でのアルバムリリースは最後とする」と発表!
クアトロの公演が決まりました◎どうぞお楽しみに!
◆2020年11月18日(水)
あがた森魚 ワンマンライブ
『Go To 浦島 2020』
open 19:00 start 20:00
こちらのオフィシャルツイッター見る限りでも、ただ単に「あがた森魚名義でアルバム出すのはこれが最後」てだけの話のようですし。
名義変えてまた新しい音楽を始めるだけの話なんでしょう。
こんなにも魂までどっぷり音に浸かった人が引退なんて、無理ですよ無理。
自分にとっては、この世で一番、自分の人生の傍にいた歌うたいさんだと思う。
子供の頃に好きになって、それから今まで、ずーっと途切れなく好き。
小さい頃に好きでも、なんとなく聴かなくなっちゃったり、それこそ解散とか引退とかしちゃったりする歌い手さんもいる中、あがたさんは本当に変わりなく、昔も今も同じ気持ちで好きです。
辛い時も楽しい時も、病める時も元気な時も、変わらずずっと聴き続けている。
いつも淡々と傍にいる。
見ていると、どこかの星からどこかの星に向かう途中に、間違って地球に落っこちてきちゃったんじゃないかな、と思う。
天使の歌声、てこういう声なんだろうなあ。
『ベルリン・天使の詩』みたいに、普通の顔して世界に紛れ込んでるんだ。
きっと、常に地面から数センチ浮き上がってるんじゃないのかな。
長いこと活動しているひとだからたくさんの曲がある訳で、よく聴く曲・そんなに聴かない曲はあるけれど、「一番好きな曲は」と聞かれると答えられない。
あんなことこんなことあったでしょう、的に、「この頃こればっか聴いてたなあ」とか「しんどい時にこれ聴いて泣いたなあ」とか、その時その時で思い出がいろいろあって。
どれも大事な歌達です。
中でも思い出深いのはこの曲、『いとしの第六惑星』
大変好きな曲であることは勿論なんですが、もう相当昔、行ったんですよ、熊本。
別に狙っていった訳ではなく、たまたま移動ルートがそこだったんですが、ええ、見ましたよ、「立野駅」。
同じく立野駅にて撮影。
トップ画像のこちら、この駅名の並び見ただけで興奮したなぁ。
何のこっちゃい、という方、『いとしの第六惑星』にはこういう歌詞がありましてですね↓。
いいなあ、しみじみといい。
熊本でなくても、どこか遠くにでかけた旅路の帰りには、こっそり胸の内で「帰りたくなぁい」と歌ってしまいます。
そしてもうひとつ思い出深い曲はこれ、『空飛ぶ理科教室』。
こちら↓より視聴できます(9曲目)。
自分の2作目、『世界の端から、歩き出す』。
これを書いている時によく聴いていて、本の後書きでも紹介しました。
ずーっと見ているとそこにめがけて落っこちていきそうな程に薄く澄んだ青い空のような、かそけき美しい曲です。
後書きでこの曲をどのように紹介しているかは、ぜひ実際の本をお手にとってご確認いただければうれしく思います。
と、のびのびと書いておりましたら毎度のごとく長くなりましたので、2つに分けてみました。
では「その2」にて。
追記・配信ライブレポでございます。