2021年を振り返る
「2021年はあなたにとってどんな年でしたか?」と聞かれたらこう答えます、
「 家電が壊れる年でした 」と。
まずオーブンレンジが壊れ、エアコンが壊れ、炊飯器が壊れた。
これ等に共通しているのが、「朝or前夜はどうもなかったのに夜に壊れた」現象。
壊れるその瞬間まではカケラもおかしな様子を見せていなかったのに、突然の落命。
最初に壊れたレンジなんか、見た目は全く問題なく元気よく稼働するのに1度たりとも温まらない始末。
エアコンは突然エラーコード吐いてそのまま完黙。
炊飯器はスイッチ入れた瞬間、液晶表示が荒ぶって乱れまくり、一度コンセントを抜いて入れ直したらボン、と火花が散って完黙。
ちなみにレンジは17年、エアコンも17年、炊飯器は12年もの。
確かに長くは使った、使ったけれども、もう少し前兆というものを見せてほしかった……。
特にエアコンは慌てました。何せ真夏にぶっ壊れたので。
本当に幸運な偶然なのですが、そのエアコンは普段は夜、お風呂に入る時しか使わないのですね。
が、その日はあまりにもあまりにも暑かったので、夕方帰宅した際にシャワーで汗を流そう、その後は少しでも涼しくすごそう、とリモコン入れたら壊れてた。
もうシャワーなんて放り出して汗臭いままヨドバシに走りました。
ものすごく有り難いことに「明日工事できますよー」言われてほっと一安心。ありがとうヨドバシ。
夜に気づいてももうお店閉まってただろうし、工事も先になったと思うので不幸中の幸いでした。
オーブンレンジは買い替えの為にカタログ見たら、今はどこのレンジもまわらないことにびっくりしました(笑)。オールドレンジ使いとしては、「これで本当に温まるのか」と些か不安に陥った。
それから今のレンジはどれもこれも、1000W使用に厳しい時間制限があることにも驚いた。5分とか3分とか。
事故防止なのかな。理由はよく判らないですが。
買い替えた今思うのは、やっぱりまわる方がムラなくあったまる気がする。まあ確かにお掃除的にはすごく楽だし、庫内も広く使えるのですけども。
壊れない限り今回も使えるだけ長く使うから、と思い切って東芝の石窯の一番いいヤツを買いました。最近は体重を鑑みてやめていますが、買ってしばらくは楽しくて食パン焼きまくりました。
そして炊飯器、もともとの機種が今はもう伝説となったサンヨーのおどり炊き。
これ↓ですよ。
上の記事の通り、サンヨー炊飯器、美味しい米の為なら使い勝手はすべて無視。
やたらめったら重い内釜、ものすごくうるさい炊飯音、お子様やペットのいるご家庭では到底使えない、人を殺しにかかるレベルの勢いで噴射する蒸気。
内釜の重さや驚異の1.529kg。もはや狂気の沙汰。
だがそのすべてが美味い米を炊く為にとことん追求された結果ということで、本当にこれで炊いたお米は美味しかったのですよ……。
土鍋でも炊くことありますが、サンヨーの方が美味しかった。
こちらもやはり長年使い続けるつもりで、今回もそれなりの高級炊飯器を買いましたが、やはりサンヨーで炊いたお米を初めて食べた時のあの感動には及ばなかった。無念です。
更に使ってみて初めて気づいたのですが、喋らないのが意外にさみしい(笑)。
サンヨーさんは「炊飯・匠炊きを始めます」とか「ご飯が炊きあがりました。あつあつ保温を開始します。ご飯をほぐしてください」とかいろいろ知らせてくるタイプで、口うるさいおかんのようだ、とちょっぴりうざったく思ったこともあったのですが、いざ無口な炊飯器になってみると何だか妙にさみしい。喋ってほしい。
ただ驚いたのが、サンヨーは1.529kgの内釜を含めた全体で約7kg。
そして新しい方の内釜は827g。この差。軽い。
にもかかわらず、新炊飯器、本体とプラスした全体の重さは、ほぼ変わらない7kg……。
見た目のサイズはそこまで差が無いのに、新機の中には一体何が潜んでいるのか。この重さの源は何。
レンジにエアコン炊飯器、どれも皆1階で使用していた物なので、次は冷蔵庫か洗濯機か、と大いに恐れています。
が、今一番壊れて怖いのは給湯器……もう15年くらいなのでかなり危ない。
供給が復活するまではどうか荒ぶらずに勤めを果たしてほしい……。
(トップ画像はちこ氏のイラストを使わせていただいております。多謝)