2021年の呪いも最終章(の筈) ・ 5
2022年ももうまもなく幕を下そうというこの時分に、いまだに2021年の呪いから抜けきれなかったこの1年。
どんな呪いかを一言で言うと「 高いモノばかり壊れる 」。
書いていてしみじみと思う、本当にイヤな呪いであることよ……。
今年の軌跡は以下の記事から遡れます。
(トップ画像はシゲク氏の写真を使わせていただいております。多謝)。
実を言うと夏に既に呪いは小さく発動していた。
扇風機。
壊れるっていうと「動かなくなる」のが通例かと思いますが、今回はちょっと不可思議な壊れ方をしました。
リビングで使っていたものなのですが、誰も何も操作してないのに動いてる。
それも何故か目の前では決して発動しなくて、ちょっと目を離した隙、例えばひょいとトイレに行って戻ってきたら「ブウウ――――ンンン――――ンンンン――――――――…………」とドグラマグラ的に動いてる。こわい。
扇風機自体の機能には何の問題もなかったのですが、この状況を報告すると連れ合いがあっさり動きました。
どうも自室の扇風機のモーター音が気に入らなかったらしく、音の静かなDCモーターにずっと買い替えたかったんだとか。でも壊れてもいないものを買い替えるのもなあ、と踏み切れずにいたんだそうで、渡りに船とばかりに新しいのを買ってきて自分の部屋のと入れ替えてました。結果オーライ。
ちなみに2009年製なんですが、扇風機なんて昔のヤツは何十年使っても壊れなかったのになあ、とちょっと思う(安全性に問題があるのでそんな長期間使うのはやっぱりダメらしいですが)。
やっぱりスイッチが違うからですかね。扇風機に限らず、昔のあのカチっと押して切り替えるタイプの家電は持ちが良いイメージ。
扇風機の次、つい何ヶ月か前にダメになったのがこれ、テレビ。
リビングのテレビではなく、ポータブルテレビです。
今の家、台所とリビングが離れているのですね。
それまで夕飯つくる時に夕方のニュースを流し見しながらというのが習慣となっていた為、調理中に音が無いのが何ともさみしく時間配分も判りづらく、だからと言ってノーマルサイズのテレビを置くのは金銭的にもスペース的にももったいなくて、ポータブルテレビを買ったんですね。
で、どうせポータブルを買うなら防水にすればお風呂でも見られるやん、ということでパナソニックのプライベート・ビエラを買いました。
このお風呂テレビタイムがやってみたら楽しくてですね。
自分は風呂につかりながら歯を磨くんですが、これに結構時間をかける。20分くらいは磨いてます。
この間にテレビを眺める。
たまたまなんですが、ウチのレコーダーはパナソニックのディーガ。
パナソニック同士には「お部屋ジャンプリンク」なる機能がありまして、録画した番組をポータブルテレビで見ることができるので、好きな番組をためておいてお風呂で見ています。
まあいろんなものを見るんですが、特に好きなのはNHKかWOWOW。CMが入らないので何も操作しなくていいから。
特にEテレの30分番組が好きです。歯磨きの時間の目安になって、長さがちょうどいい。
『ブリティッシュ・ベイクオフ』(もう放送終わっちゃったけど)とか、『ソーイング・ビー』、『グレーテルのかまど』辺りをよく見ます。NHKさん、ベイクオフの続きシーズン放送ぜひ。
閑話休題。
お風呂に持ち込む時には当然バッテリーを使うのですが、この持ちがめっきり悪くなってきて。
もともと3時間程度あったものが30分ももたなくなってきて、呑気に歯磨きもしていられなくなってきたので買い替えを決意。
思えばこちらの記事の通り、今年最初に買い替えた大型家電はリビングのテレビだった訳ですが、この際は37インチ→50インチという大幅なサイズアップでしたのに購入価格はむしろ下がった。
デジタル液晶テレビがすっかりお茶の間に行き渡ったということの証かと思いますが、今回ポータブルテレビを買い替えるにあたっては価格がだいぶ上がった……(涙)。
でかいのは要らんので10V型サイズが欲しく、ディーガと連結させたいのでビエラ一択。
となるとUN-10L11かUN-10E11の二択で、基本テレビ番組しか見ない、動画利用しないので安い方のE11でいいか、と思ったのですが、高い方がスタンドの角度の自由度が高かったのと、お風呂利用で必須のタッチパネル操作がL11だけだったので高いのを選択せざるをえなかったんですよね。
なのにですね、なんでだかお高いL11の方がバッテリーの持ち時間が短いんですよ……。
まあ30分差であるものの、お値段上がって性能が低まる、てイヤじゃないですか?
その上、もともと使っていたUN-10T5D(16年製)の方が、スタンドもタッチパネルも使えてバッテリーの持続時間も長く、更に本体に録画機能もついていたのにお値段は低い方とほぼ同じくらいだったので、何とも微妙な気持ちになりました。
普通のテレビはあんなに値下がっているというのに、ポータブルテレビは何故こんなにも機能が劣化して値段が上がるのか。口惜しいぜ。
今年も残すところあと1日半程で、さすがにこの短期間に高額家電は壊れまいとたかをくくっているのですが、実を言うと現時点で来年確実に替えねばならない高額製品が。
それはこれ、電動自転車のバッテリー。
ポータブルテレビでもそうでしたが、バッテリーの劣化ってあるところを越すと一気にきますね。
劣化ナシの状態が10で完全アウトが0とすると、10〜6までの劣化にかかる時間と、5〜0までの時間では圧倒的に後者が短い。急にきますね。驚く。
今乗ってる自転車も充電間隔が急激に短くなってきていて、2、3回出かけたらもう充電しないと次が心配になってくるレベルなので、来年は買い替えざるをえないだろうなあ。
まあでも6年使ったから充分ではあります。
だからこれは呪いではない。
ええ、断じてありませんとも!
さて、まもなく2022年も終わりますね。
この年末年始は1848年のパリに猛禽弁護士となって降り立ち、軽妙な動物ダジャレを飛ばしながらカエル殺害の罪をかけられた猫のお嬢さんの弁護にいそしもうと思っています。
「お前は何を言っているんだ」と思われた皆さん、ぜひこちらを。
鳥頭の弁護士……!←イヤ過ぎる
それでは皆様、良いお年を!
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