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国立のカフェ・ダン・ラ・シャンブレット:コメントをくださった方、ありがとうございます!

もうなくなってしまった国立市にあったカフェ・ダン・ラ・シャンブレット。
10年以上前に書いていたココログの文章をそのまま移します。ココログを読んでくださった方や、当時のお店のアルバイトやお客さまからのコメント、うれしかったです!!
トップの画像はロイヤル コペンハーゲン社のブルーフラワーのハイハンドル。裏メニューのアメリカンをいれたりしていました。今ではあり得ないのですが、デンマークのロイヤル コペンハーゲンのお店から直接、陶磁器を買っていました。FAXや、当時普及中だったメールで、シュガーポットの蓋が割れたので蓋を1枚、船便で、みたいな注文をしました。いずれも懐かしい思い出です。


「カフェ・ダン・ラ・シャンブレットのメニューの数々」2012年1月 8日 (日)

かつてのアルバイト先、今はなき喫茶店のメニュー、色々思い出されてきました。
 看板メニュー、レア・チーズケーキの作り方、ちゃんと覚えておけば良かった。「フィラデルフィア」のクリームチーズ2箱を、ボウルで一生懸命混ぜる。ハンドミキサーを使いますが重労働。
 後はうろ覚え・・・・・メレンゲ作り(すぐへたるので、冷蔵庫に入れておく)。グラニュー糖と生クリームをハンドミキサーで混ぜる。コアントローはいつ入れる?だいたいこの工程はレア・チーズケーキ? 最後は冷蔵庫で冷やし、ロイヤル・コペンハーゲン(ブルー・フルーテッド)のお皿に載せ、ブルーベリーのソースを斜めにかける。

 もちろん、コーヒーの入れ方は体得しました。ネルとミルの手入れさえ怠らなければ大丈夫。
 カフェ・オ・レは小鍋でつくりました。深煎りのコーヒーと牛乳を火にかけ、茶筅のような泡立て器でかき混ぜる。ロイヤル・コペンハーゲンのハイ・ハンドルのカップに注ぐ。意外に手がかかります。アイス・カフェ・オ・レは、アイスピックで氷を砕くのが楽しかった。氷で冷えたグラスに牛乳とガムシロップを入れて混ぜ、静かにアイス・コーヒーを注ぐと、きれいに2層に分かれます。
 カフェ・ウィンナは、小さじ1杯の粗目糖を、温めたロイヤル・コペンハーゲン(ブルー・フルーテッドのハーフ・レース)のカップに注ぎ、深煎りのコーヒーを注ぐ。砂糖が少し踊るくらいに底を混ぜ、グラニュー糖入り生クリーム(タッパーウェアに入れ冷蔵庫で冷やしておく)を載せる。シナモン・パウダーを中央にふり、シナモン・スティックを添える。お客様によく「スプーンは?」と聞かれましたが、シナモン・スティックで混ぜた後、そのままいただくのが美味しいかと(もちろん「失礼しました」とスプーンをお持ちしますが)。

 コーヒー・ゼリー。グラスに注いでアルミホイルを載せ、冷蔵庫に入れる瞬間はこぼれそうで緊張しました。これに生クリーム、ガムシロップを丸く注ぎ、ロイヤル・コペンハーゲンのお皿に載せてサーブ。
 「琥珀の女王」というメニューも。年末年始シーズンは注文多かったです。濃いアイスコーヒーにブランデーを入れ、バーテンよろしくシェイク☆グラスに注ぎ、火を入れてアルコール分を飛ばす。カウンターのお客さんの歓声が上がりました。とにかく、コーヒーのおいしいお店でした。

ブログに寄せられたコメント

おおっ!ひっさびさの更新ですね~
とにかく、あけましておめでとうございますm(_ _)m

具体的なレシピ参考になります~
コーヒーの入れ方は一般的なものしか知らないもので、
今度試してみますね~楽しみです

投稿: nekohand | 2012年1月 8日 (日) 13時32分

nekohandさん
コメントありがとうございます!
変わらずブログご活躍、何よりです

カフェ・オ・レは、ホットもアイスもお薦めです☆
今年もどうぞよろしくお願いいたします

投稿: みどり | 2012年1月 8日 (日) 23時12分

コーヒーもチーズケーキも大好きです
いろいろコツがあるのですね~

チーズケーキはたまに作りますが
レシピとにらめっこです

投稿: wisteria | 2012年1月 9日 (月) 21時08分

コメントをありがとうございます
wisteriaさんのチーズケーキ、
おいしそうです

家では作らないので、
レシピ、忘れてしまいました~

投稿: みどり | 2012年1月 9日 (月) 22時15分


カフェダンラ、シャンブレットでかつてバイトしていた者です^^
検索していたら出てきましたので懐かしく思いました。時期は重なっているでしょうか。メニューも本当に懐かしいです。どれも驚く程美味しく、見た目も美しかったです。美大の学生時代のバイトでしたが、マスターも気さくで、おしゃれな方で、よくしていただき、大好きなバイトでした。
常連さんの結婚式まで呼んでいただくようなアットオームな雰囲気が素晴らしかったです。マスターはどうされてるかご存知ですか?また、結婚式に呼んで下さった一橋大学の当時学生さんで、エレベーター会社??におつとめになった後、牧師さんになられたという方もどうされてるかご存知ないでしょうか。
皆様の名前が思い浮かびませんで、大変恐縮ですが、ご存知でしたら、教えて下されば幸いです。

投稿: jun | 2013年8月18日 (日) 23時40分

junさんコメントありがとうございます!
おそらく私の先輩にあたる方ではないかと拝察します。牧師さんのお話、マスターから聞いてましたから!
プレスリー♪が流れるお店(バー)を始めたいと別の場所に移られた後、マスターはどうしているのか...。
アルバイト時代、一橋→銀行→塾講師(と素敵な奥様)、国立音大→ハーモニカ?奏者、東大→ベンチャーと一緒でした。
ご近所は邪宗門、「しもん」も無くなったようで寂しいですが、本当に懐かしいです。

投稿: みどり | 2013年8月19日 (月) 09時57分

みどり様
本当にコメントありがとうございます。本当に懐かしく思います。
お分かりの範囲で教えて頂き感謝致します。
最近は国立に行く事は全くありませんが、あの頃の国立はステキでした^^
同じカフェで時をを過ごしたみどりさんと交流させていただきほのぼのした思いです。
きっと皆様お元気でお暮らしかと思います。素朴だけど圧巻だったメニューも載せて下さり感動です^^
家で再現しようと思います。ありがとうございました。 jun

投稿: | 2013年8月29日 (木) 13時01分


junさんと同じく、シャンブレットでバイトしていて、検索で見つけた者です。
僕は1984年(もう30年前!)の開店まもなくから4年あまりバイトしてました。牧師になった人って当時学生で常連だったあの人しかいないと思うけど、僕は結婚式に呼ばれてないし(笑)別の人かな。
あの店ではいろんなこと学びました。マスターにはほんとに世話になったので、音信不通なのが残念でなりません。
大好きだったツナトーストは今でもたまに作ります。

投稿: けん | 2014年4月23日 (水) 01時32分


けんさん、コメントをありがとう!
私は1994年から2年程度で、閉店する前の数名のうちの一人かと思います。牧師の方は面識がないのですが、マスターが良く話していました。披露宴でアルバイトの音大生が華麗なピアノ演奏をしたとか。
お店にも時々元・バイトの方々がいらして、マスターがプレスリー♪をかけているとモーツァルトやブラームスに変えてくれたりして有り難かったのと、マスターやバイト同士で長い付き合いができるのはいいなと思いました。
マスター不在ですが、いつか同窓会ができるといいですね...
ツナトースト、私も好きでした☆手がかかる贅沢な逸品だったと、今にして思います。

投稿: みどり | 2014年4月23日 (水) 08時50分

けんさん、偉そうな出だしのコメント書いて申し訳ありません。「コメントをありがとうございます」!と書きたかったのでした。
たしかに「ネットで検索」ができる今、お店の情報探してみると...常連さんらしいブログでも言及が。昨日、そのご夫婦から結婚のお祝いでいただいたローゼンタールのカップが割れてしまったので虫の知らせかもしれません。
本当に懐かしいです。ツナトーストは難しいですが、裏メニューのバタートースト、作ってみたいと思います。

投稿: みどり | 2014年4月23日 (水) 08時56分

みどりさま、返信コメントありがとうございます。
シャンブレットが開店して半年くらいのころ、これから喫茶店を始めるという方がしばらく修行に来てらっしゃいました。その方が始めたのが日吉のカフェ・コラージュという店で、僕は1年ほど前に突然思い立って初めて寄ってみたのですが、店の内装はもちろん、ロイヤルコペンハーゲンのカップとか、チーズケーキとか、手回しミルとか、ブレンドをためておく赤いホーローのポットとか、シャンブレットを思い出させるところがたくさんあって、マスターも僕のことを覚えていてくれて、とても感激しました。…しかし、いま検索してみたらその店も昨年の夏で閉店されてました。また行こうと思っていたので、とても残念です。
同窓会、できたらいいですね…。

投稿: けん | 2014年4月23日 (水) 10時16分

けんさん、コメントありがとうございます。日吉にそのようなお店が、それも閉店とは...本当に残念ですね。
マスターご自身は下北沢で修行されたと聞いていましたが、店名は不明です。コーヒー豆やネルは、広尾のカッファというお店に頼んでいたようで、時々渋いおじさまが見えましたが、それもカフェなのか卸業者なのか...
往事を知る方も「喫茶店」も減る一方で、たしかに同窓会できるとよいですね...

投稿: みどり | 2014年4月23日 (水) 21時46分

シャンブレット、懐かしいです!
今の夫とよくデートで行きました。
すべてのメニュー、美味しかったです。
開店は84年だったのですか、私はその年に大学を卒業し社会人となったのでしたが、当時アルバイトの女の子が稲垣潤一が好き、とカウンターに向かい話していたなあ、と何故かそんな会話の断片を覚えています。国立は今、駅舎などずいぶん変わっているのかな、紅茶専門のロフトハウス、ガラス玉、素敵なお店が多かったなあ、、シャンブレットのコーヒーにれ、かぜ、だったかな、や酸っぱすぎないレアチーズケーキ、ボリュームあるツナトースト、本当に美味しかった‼︎
もう一度巡り会えたらなあ!
国立、思春期と青春の街、思い出しました、ありがとうございます!

投稿: ほーりー | 2015年8月25日 (火) 21時41分


ほーりーさん、コメントをありがとうございます☆
そうです、ブレンドは苦めのニレと酸味のカゼです。
レアチーズケーキ、ツナトースト、美味しかったとのこと、元アルバイトとして嬉しいです。
シャンブレットを思い出のお店と言っていただけることも!
私ももう一度行きたいです。
ガラス玉遊戯も懐かしいです。
ロージナは健在のようですが、
邪宗門、ジュピターも無くなってしまいました。
数年前、仕事上の勉強会で谷保の「やぼろじ」に行きました。
おしゃれで素敵な空間でしたが、
あの喫茶店文化は遠い昔になってしまったような思いです。
ぜひまた、思い出話がありましたらお知らせください!

投稿: みどり | 2015年8月27日 (木) 20時54分


みどり様
こちらは今はお休み中のブログでしょうか…にも拘らず、しかも私の前の方も1年前のコメントでした、、に嬉しい返信をいただきありがとうございます。
今は素敵な雰囲気の良いカフェがたくさんあり、それもそれで好きですが、仰る通り喫茶店文化も懐かしいですよね。
みどりさん大学の先生かとお見受けします、偶然目にし、コメント欄に落書きをしてしまいました、お返事いただき嬉しいです。私は学生時代はシャンブレットからほど近い某高級スーパーでアルバイトをしておりました^ ^今は国立からもそう遠くはない場所に暮らしていますし、生まれたのは国立の産院、実家は市内ではありませんが国立は自転車圏内で両親もまだ存命、ですので今度またゆっくりと国立を散歩してみようと思います!
やぼろじ、いつか新聞だったか、良い所だな、と興味を持った記憶があります。
私の周りには向田邦子の世界を彷彿させるような珈琲やさんとか、、時々、そのようなお店、ありますね^ - ^
大変長々とお邪魔しました、またブログ記事、書いてくださるといいなとおもいます。

投稿: | 2015年8月29日 (土) 08時56分


シャンプレッドのコーヒーの味が忘れられません。家内と買い物途中のひと休みに寄ったくにたち在住40年のおじさんです。
マスターからオールドビーンズとだけ聞いたことがあります。
もしどなたか、当時のコーヒー豆の仕入れ先(豆の名称でも結構です)をご存知だったら教え頂けませんか。

投稿: KOSHI | 2020年5月 2日 (土) 23時19分


すみません、コメントに今、気づきました(汗)
うれしく、またお店を懐かしく思っております。
すぐ近くの、某高級スーパーも懐かしいです!

当時のシャンブレットの豆は、
広尾だったと思うのですが(もしかしたら下北?)の
カッファという卸(これも怪しい)のものです。
グレーヘアの渋いおじさまが届けに来られました。
カウンターでコーヒーを飲み、
寡黙ながら蘊蓄や近況を話して帰られてました。
カッファが来る前に、少なくなった豆を確認しました。

キリマンジャロやコロンビアなどのストレートはともかく、
お店のブレンドの「ニレ」「カゼ」の名前は、
カッファのものか、シャンブレットのオリジナルだったのか、
もう分かりません。
斜体でカッファと書いた、オリジナルの赤い缶があったような・・・。

ストレートではブルーマウンテンが一番お高く(原価も)、
ロイヤルコペンハーゲンのフルレースのカップに入れ、
1杯1,000円で出してました。
お店のお客さんに数回ご馳走していただいただけですが、
ニュートラルという文字が頭をよぎったほどバランスが良く、
透き通った味できれがあり、おいしかったです。

いい歳になっても他のお店でブルマンって飲んだことないですが、
この世からいなくなる二日前くらいに、飲んでみたいです。
最終日はニレかな。力作のレアチーズケーキも添えたいです(笑)

何だか懐かしくなり、長文、失礼いたしました。

投稿: みどり | 2020年5月30日 (土) 18時39分




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