ロンドン備忘録 vol.2
今日は出国から自己隔離先までのお話を。
私の渡英日は、たまたまオリンピック選手団の帰国ラッシュと重なり、こんなご時世の中、飛行機(JAL)はほぼ満席でした。
母が羽田空港までお見送りに来てくれたのに、前日羽田空港でモラルのない日本人が選手団に対して何かした??らしく、規制され、見送りの人は第3ターミナル、3F出発ロビーの手前で足止めされてしまいました。涙
その代わり、預け荷物が少し重量オーバーだったのですが、追加料金は免除してもらいました。
飛行機の中では、選手団?オリンピック関係者に囲まれながら、ひとりおセンチになってしまい、ろくにご飯も食べれず、気晴らしに映画を3本見ました。(ちゃっかり楽しんでる)
①プロミスヤングウーマン
②まともじゃないのは君も一緒
③魔女がいっぱい
無事ヒースローについて、入国手続きへ。
私は奨学金を一時猶予するために入国スタンプがどうしても必要だったのに、人の流れに乗って、自動入国ゲートで入国してしまいました、、、
ゲートを通った後に、完全に間違えたことに気づき、慌てて近くのグランドスタッフに助けを求めたのですが、「一度通過したものは戻れない。日本のパスポートは自動ゲートでいいんだ。スタンプは押せない」ときっぱり断られ、泣く泣く”Baggage claim”へ。
今思返せば、日本はアンバーリストなのに、自動ゲートを通ってしまったことで、陰性証明も見せてないし、PLF(Passenger Locater Form)も見せてないし、YMSの仮ビザも確認されてないと、ダメダメな状況でした、、、
ラゲージ(Lサイズのスーツケース2個)をピックアップした私は、空港のコンビニで水と軽食をゲットし、Uberの乗り場へ向かいました。
久しぶりにUberのアプリを開くと昔よりも選べるグレードが増えていて驚きました。(もはやどういう違いなのかよく分からない)
自己隔離先の住所を入れ、旅の初めだから安全にと思い、上から2つ目のグレードを選択。
選ばれたのはベンツのセダン車でした。
30分後、設定した住所に降り立つと、何やら雰囲気が違う、、、
あまりにも高級住宅街すぎる、、、私の予約した場所がこんな高級住宅街なわけが無いと思い、よくよく住所を確認すると、ポストコードが違う!!!
ロンドンには全く同じ名前の住所でもポストコードが違う場所が存在するみたいです。
慌てて、Uberを再度手配。今度は一度失敗してるので、無駄なお金を使うわけにはいかないと、下から二番目のグレードを選択。
7分後、私の前に現れたUberは私の荷物を見るなり、「無理、キャンセルして」と、そう言って去っていきました。
え!? 私がキャンセルするの?? キャンセル料取られるじゃん!!
でもドライバーからキャンセルしてくれない、、、苛立ちながら£7ドブに捨てました(キャンセル料)、、、
再度手配しなおしになったので、今度は二の前にならないようにと、上から2つ目のグレードを選びました。そしたらまさかの、先ほど乗車拒否した車がまたもや!
お前そっちでも登録してんの?っていうかどういうシステムだよ?と思いながら急いでキャンセル。
結局Uberの真ん中のグレードに”XL”というものがあったので、”XL”を選択。
ようやっと大きめのバンが選択されました。
XLのバンを待っていると、そこにまた先程の乗車拒否野郎が!
「お前また俺のこと呼んだ?」
「呼んでない」
「本当に?」
「違う車待ってる」
「すぐ来ないなら、俺の乗る?」
(心の声)はあ!? 荷物乗らないって言ったのお前だよな??
「もう後1分で来るからいい」
「あっそう。ごめんな。でもその量乗らないんだわ」
(心の声)矛盾がすぎる。今更優しくされたって、£7は帰ってこないんだろ!? 金返せ!
XLのUberを待っていると今度は通行人のおばさんに話しかけられました。
「あなたどこの国?」
(心の声)えっ、なぜ? あれこれアジア人だから、、、もしかして、、
「(小さい声で)日本」
「あなたの国レッドリスト(入国禁止国)じゃないの?」
(心の声)何その質問? やばい、罵倒されるかも、、
「レッドリストじゃないです」
「じゃあ何リスト?」
「(小さい声で)アンバー(自己隔離が必要な国)」
おそらくおばさんに聞こえなかった模様。
「そうなの!グリーン(ワクチンを打ってれば自己隔離が免除される国)なの!私ブラジル出身なんだけど、そしたらブラジルもアンバー解除されてるかもね。そしたら私も帰れるわー」
(心の声)えっ? それが聞きたかったの? 紛らわしいわ、、
ようやっとXLのUberが来て、今度は無事に自己隔離の場所につきました。
自己隔離の場所は留学エージェントが経営している寮にしました。
ホテルだと3食つかない、洗濯機もなく、宿泊代が高かったので留学生用の寮でやっている自己隔離プランというのを使わせて頂きました。
今日は長くなり過ぎてしまったので、寮の様子はまた次にしようと思います。
Have good one.
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