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私たちがいつまでも


子供になっても大人になっても恋人に求めるものは
幼少期の頃与えられなかった「愛情」不足だ

愛情だなんて言ったらキリがないほどに
「お家に夜は一緒にいて欲しかった」
「行ってらっしゃい、ただいまが欲しかった」
「あたたかい手料理が食べたかった」
「なんで優しくしてくれないの」
「なんで怒ってくれないの」
「なんで褒めてくれないの」
「なんで慰めてくれないの」
「なんで泣いてる時傍に居てくれなかったの」
こうして親の恨み憎しみがやがてネグレクトやDVとも気付かずに過ごした「幼心を置いていかれた大人」はいくついるだろうか。

配信しているとそんな同じような境遇に出逢って口を揃えて「大人なんてろくな奴はいない」と言って人間関係に不信なまま人生を送り疑心暗鬼なまま孤独に殺され毒されていくのを何人見届けただろうか。

見て見ぬふりした人も同罪だと今では思っている
本当は助けられた人がいたとしたなら尚更「正義」だけでは片付けられない正答だってある。
たとえそれが世間で非難されるような事であっても私たちには必要悪で救われる人もいる事を忘れないでほしい。常識だけじゃこの世は救えないことが多すぎる

非常識だと思われてもいい
自信過剰だと思われても構わない

ただ「嫌われたくない」それだけで続けてきた肯定感

そして「失いたくないから最初から幸せも人肌も匂いも全て君が好きだったものなんてすべて無い方がいい」

そうずっと何年何十年も思ってた
でもそれは間違いだった
母親を憎みただそれを糧に復讐する為だけのありとあらゆる知識と権力を握りしめて時は流れ
いざ大人になって人の愛情に触れてしまった私はそんな「復讐」なんてくだらなくなってしまっていた

時代で人は変わるとはこういう事だったんだなって子供の頃歯を食いしばって生きてた自分が情けなくなった。

なんの為の復讐だったんだろう

8月31日 15歳の真夜中
聞こえていますか。もう復讐なんてしなくていいよ
そんなのは死に方でも生き方でもない冒涜でもない亡霊でしかない。生きてるよちゃんと
死んじゃった心も身体もちゃんと終わるから今は生きていてね私をすこしでも大切に思ってくれている人がいるからちゃんと寄り添ってまたひとりで全部抱え込まないで自殺しなくていいんだよ

2024年8月31日
もうすぐ夏が終わる.ありとあらゆるもの寝ずにあなたはたくさんの物を捨てました、思い入れというものちゃんと断ち切ってちゃんと今度は守りたいものを捨てずに寄り添ってあげてください。これは命令でも指名でもない。あなたの気持ちそのものだ

生きててくれてありがとう
時間なんて関係ないと雨がちゃんと思い出してくれてるから今度は晴れた日に人としてたくさんの傷をプライドも捨てていい。1人の人間として素直な言葉とあなたが選んだ行動で幸せになってね

夜は繰り返される、やがて晴れるその日まで
猫の手と初めてさしてもらった傘を日を忘れないでいつまでも

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