侵食と匂いと声を忘れる怖さと
朝が辛くて苦しいから人気が居なくなる夜は静寂でどこが自分のことを許してくれる様に感じている。
その代わり孤独と毒に蝕まれてやがて爆発するのにも関わらず私は夜の世界から抜けられない。
昼間はあまりにも眩しくて無言の圧がどこか誹謗中傷のような視線を無防備に感じてしまうから日が沈む時間くらいが私にとってはちょうどいい。
すれ違った時間達は何処にいくんだろうか
好きな人、もしくは依存していた人の存在の気持ちはいったい誰にぶつけたり吐いたり泣いたりしたらいいのかもう私にはわからない
私にとっては大切な存在であり自分の時間を割いても
いつの間にかすれ違って気持ちも伝えられない
おはよう、おやすみ、ただいま、おかえりも言えない。
私にとって大切な言葉達さえ1ミリも伝わらない。
相手にとっては優先順位の低い存在であったり
そんな時間を割くほどでもない存在だったらどうしよう、
そう考えるだけで刃の矛先がいつの間にかまた自分に向かって死んでいく
あなたにとっての当たり前は私にとってはそうじゃない
私にとっての当たり前は理解されない朝と夜の静寂
不安な気持ちは生きてるだけで増えて心が死んでいくほど減っていく皮肉な話だ
孤独は人を無惨に殺していく、例え理解してくれる人がいてもすれ違ってしまった時間がまた心を壊していくからせめて大好きな人の声だけは忘れていたくない
でも一方通行では意味が無いのだ
お互いじゃないと私は愛されてないと思ってしまう
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