救済なき世で

死ぬほど嫌いなものが三つある。
1、散る桜
2、夕暮を纏う夏の海
3、秋の夕暮れ

間。
狭間。
移ろいゆくもの。
確かではないことの全て。

心の底から憎んでいるこれられの風景を、美しいと思わせてくれる人に会いたい。

永遠に、
嫌いなものを好きになれないまま、
命を消化して、
いつか骨になるなんてさ。
ああ、人生よ。

#エッセイ #日記