2介護を外注しても、家族がやること
医療機関とタクシーの予約を入れ、受付。
記憶力のテストを親に受けて貰う。
ペン、腕時計、スプーン…などの品を並べ、片づける。後で何があったか名前を当ててもらう。
待合室で主たる介護者は、被介護者の様子を記入し答える。
書いていて気付くのは、歩けるか、食事が自分でとれるか、入浴ができるか、など動作に関する項目が大半で、介護者の困り具合が伝わらないことだ。
余白には質問で伝わらないことを書く。認知症に関する質問が少なすぎるから必死だ。
・3つの質問がくるくる回っている。答えても答えても振り出しに戻るためイライラし、胃が痛くなっている。健康状態に影響がある。
・やっととれた検査予約の前日に、現金、診察券、書類をまとめた財布の中身が空になっている。すべて違う場所にあり、探し当てるのに丸1日半かかった。予約をキャンセルするか焦り、疲れ切った。
などど書く。
介護認定は医者の意見書が必要だ。
介護の会や認知症カフェに行くと、悩んでいる男性介護者がとても多い。
「私はどこも悪くない!医者にもかからないし、介護も必要ない」と本人が思っているために、医者の意見書にたどり着けてない。
書類が提出され、介護保険証が来て、どこを利用するか契約書に何枚も記名押印しない事には介護サービスは受けられない。
デイサービスに行くようになったり、ヘルパーさんが来たりするのはまだ先。