2 ご近所 謎なコミュニケーション

二度寝から目が覚めると8:40。
可燃ゴミ収集に間に合わず出そうとした卵の殻を庭の隅に埋め、ついでにミョウガを収穫した。
その後冷房の効いた部屋で過ごし、夜7:00になったので散歩に出た。


左の道から誰かが来て声をかけてきた。街灯で顔が見えると知っている温厚な人じゃなかった。あーこの人か。


「夜、堤防を散歩すると変な人が居るから怖いよ」

自分は変な人じゃないんかい。


「ミョウガ待ってるけど採れた?」

出た!妖怪ミョウガクレ。貰うつもりだったんだ。

私「採れても、暑くてここまで歩いて来れないよ」

「今朝採ったのならあるから持ってくるわ」

「フニャフニャになってないよね。後日でも良いよ、少しで良いよ」

なってないわ。色々長引かせたくない。

袋に4つ入れて渡す。

「わあ、色が綺麗に出来たね」

代わりにシャーベットを貰った。

懐かしい容器だね。ありがとう。

「また出来たら頂戴ね」

なー、まだ貰うつもりか。一度もあげるって言ってないのに。

私「猛暑だし、連作だし、以前よりできないよ。もう倒れ始めているし 無理」

(精一杯のNo)  

「じゃーさいなら」

スタスタスタ。

運動は大切だが、猛暑を避けて夜散歩すると、棒に当たる。











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