認知症の母とずんだ大福を作った。

私 枝豆、誰に貰ったの?

母 分からん。忘れた。


母 枝から外す、洗う、塩を揉み込む

私 茹でる、ざるにあける、一部の豆を出して白和えを作り昼食。

私 [母~枝豆出し手伝って]

母 枝豆を鞘から出す。大量。

終わった所へ、私、すり鉢とすりこぎを渡す。

はい、これで豆潰してね。

母 [これで何作るの?]

私[ずんだのおはぎを作るんだよ。母の得意料理]

母[あんまり覚えてない]

私 そうか。母が教えてくれたんだけどね。

潰した枝豆に、砂糖と塩をわずかに入れる。素材を生かした味。

ラップに包んで丸め、平らに伸ばす。

ごはんも丸め、伸ばした枝豆の真ん中に乗せる。

手の平にのせ回しながら枝豆でご飯を覆う。

ひとり1個出来上がり~。夕飯に食べる。

私はコレが大好きだ。

枝豆をくれた誰かありがとう~。なんまんだぶ。





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